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「大妖怪展 −土偶から妖怪ウォッチまで−」@江戸東京博物館 [博物館]

雉猫さんと江戸東京博物館で開催が始まった「大妖怪展 −土偶から妖怪ウォッチまで−」を見てきました。
大妖怪展フライヤー.jpg


見に行った昨日は朝から生憎の雨模様。
涼しいのは良いんだけれど、傘片手じゃカメラがうまく構えられず写真無し[たらーっ(汗)]
せめて館内の入口付近だけでも写真撮っておけば良かったのでしょうが、会場に到着すると朝一なのに既に列が出来ており慌てて並んだので写真の事などすっかり頭からすっぽ抜けておりました…orz


会場内に入ると既に人でごった返している状態になっています。
開催始まって初めての週末なのにここまで混雑しているとは全くの予想外でした(;´Д`)
今回の大妖怪展は 「1章:江戸の妖怪、大行進!」「2章:中世にうごめく妖怪」「3章:妖怪の源流 地獄・もののけ」「4章:妖怪転生 現代の妖怪」 と4章仕立てになっていますが、殆どの作品は1章に集結している状態です。
特に混んでいたのが1章前半の辺り。既に見る為の列が出来るほどの混み様。でもその先の浮世絵作品からは人が少なかったので「きっと入場後すぐのエリアが混んでいるから、空いている先のエリアから見て見終わってから最初に戻ろう」ということになりました。


浮世絵は妖怪系ではおなじみの歌川国芳作品が多かったですが、月岡芳年作品も結構充実していました。
芳年作品なら「奥州安達が原ひとつ家の図」が見てみたかったのですが、あれは子供に見せる様な作品じゃないしなぁ…[たらーっ(汗)]
こちらの「安達が原」作品なら可愛いけどw)

鳥山石燕作品が見られるのも嬉しいのですが、冊子形式の作品なので見開きページでしか見る事が出来ないのが残念。期間中に3回程ページ替えがあるそうなのですが3回も来れないしなぁ…。


そう、この展覧会の残念ポイントの1つ。
期間中に前期[7/5~7/31]後期[8/2~8/28]で幾つか作品の入れ替えがあるのですが、その他にも何度か作品のページ替えや巻替え、作品の入れ替えなどが頻繁に行われるので、全ての展示作品を見ようと思ったらどうも最低5回は足を運ばなければいけないみたいなのです。

…そんなに来ていられっかぁ━━━━━(屮゚Д゚)屮━━━━━!!!!!![あせあせ(飛び散る汗)]

他にも東京会場だけで見られない作品、大阪会場(9/10~11/6にあべのハルカスで開催)でしか見られない作品も幾つかあるので、確実に見ておきたい作品は出品リストで事前に調べておく必要があります。
(でもリストでも巻き替えやページ替えでどの作品になるかまでは書いていません)


フライヤーを飾っている「百鬼夜行図巻」<伝土佐光信/重要文化財>
百鬼夜行.jpg
これも後期からの展示で、前期はこの百鬼夜行図巻を模写したと思われる別の百鬼夜行図巻が展示されていました。

反対に国宝の「辟邪絵『神虫』」これは東京会場:前期のみの展示
辟邪絵.jpg


後半の土偶は妖怪カテゴリーにするにはちょっと微妙だし、妖怪ウォッチについては完全に子供狙いで外した感じ(;´Д`)(いや、土偶はキライじゃないんですが)
国宝作品は年間に展示出来る日数が決められてしまっているので仕方ないのですが、それ以外の作品は土偶&妖怪ウォッチ外して一気に展示してくれたら良いのに…[たらーっ(汗)]


と、ここまで見終わって会場に入って僅か30分。
残りは混んでいた1章の前半部分を見に行ったのですが…全く混雑緩和されていなーーい[あせあせ(飛び散る汗)]

見るのに並ぶ必要は無いのですが、折角なので手前でじっくり見たいし、時間もまだあるし、と覚悟を決めて並んだのですが、雉猫さんが「並ばずに見ちゃいましょう」と列外れてしまいました[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]
人の頭越しじゃよく見えないんだけどなぁ…[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]


「針聞書(はりききがき)」のユルい蟲たちのコーナーは特に大人気。
(注:↓の蟲たちは東京会場では見られません。東京会場で見られる蟲たちはこちらのサイト参照で)
針聞書.jpg
針聞書2.jpg
でも見えたのは人の頭が殆ど[たらーっ(汗)]

百妖図の「山彦」や百怪図巻の「うし鬼」もなかなか良い!
山彦.jpg
(この山彦は百怪図巻の山彦ですが、百妖図のも似た様な感じ)

うし鬼.jpg
でも人の隙間からしか見えない[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]


見終わるまでに1時間しかかかりませんでした…orz
この後まだいろいろ行く場所があったので、もともと時間かけてゆっくり見る事は出来なかったのですが、もう少しじっくり見たかったなぁ…[たらーっ(汗)]


後期も余裕あったら見に来たいところですが、来られるか判らないので図録は買っておきました。
ついでに何故か国立歴史民族博物館のオリジナル妖怪ストラップ「貘」もあったのでお買い上げ。
カタログ.jpg


あと「針聞書」に出て来る蟲達のグッズも充実していました。こっちはどうも「針聞書」を所有している九州国立博物館のオリジナルグッズの模様。
「ぎゅうかん(きうかん/牛癇)」フィギュアを思わず購入してしまいました。
牛癇フィギュア.jpg
ユルかわいいw
牛癇.jpg

針聞書フィギュアは3種類くらいしか無かったのですが、キューハクに行けば15種類揃っている様です。
肝虫フィギュアが欲しいなぁ…w
かんむし.jpg

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