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見られなかった渡辺省亭と見る事が出来た渡辺省亭 [博物館]

ついこの間新年を迎えた様な気がするのに早くも4月[あせあせ(飛び散る汗)]

寒の戻りで桜はなかなか満開にならないのですが、昨日は3月最後の金曜日。
プレミアムフライデーなんて話題にも登らないうちの会社ですが、週末だし何処かちょこっとショッピングでも楽しもうかな、なんて思っていたのに、急ぎの仕事ばかり追加されてプレなんとかどころじゃない、残業になっちまったですよ(;´Д`)[あせあせ(飛び散る汗)]

ホントは先週末に自然史博物館展と秤にかけて行かなかった方の「SEITEI 蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭」展に行きたかったのですが、来週末は花見兼ねて京都へ1泊旅行なので体力温存のため諦めた次第。



でも先月の連休初日(18日)にトーハクの常設展で展示されていた省亭作品はしっかり観覧していたので、今回はその時撮った写真でも。

雪中群鶏1.jpg
注意:東京国立博物館での渡辺省亭作品は今月16日(日)までの展示です。


写真やや多めなので続きは↓からどぞ。



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雪中群鶏(部分)
雪中群鶏2.jpg
数年前にトーハクで初めて見た省亭作品がこれ。
最初は竹内栖鳳作品かと思いました。
でも作者名見ると「渡辺省亭」と。
うーん、わたなべ…しょうてい?と読むのかな?(注:『わたなべせいてい』が正解です)
何処かで見た事がある様な名前なんだけど…何の作品だっけ??

とその場で思っただけですっかり忘れて数年後。
昨年夏、赤坂迎賓館を見に行く前に「あ、そうか!花鳥の間濤川惣助が作った七宝作品の下絵描いた人か!」とようやく思い出したのでした。


七宝額の原画がトーハク所有というのは知っていましたが、いつ公開されるかも判らないので「ま、何れ見る機会が出来た時にでも見られれば」とそのまままたしても忘れていました。
ところが先々週末にたまたま見に行ったトーハクの常設展でこの七宝額の原画が…!
実は今年は省亭100回忌(明日2日が100回忌ですよ!)に当たるとの事で、初の渡辺省亭回顧展が京橋の加島美術で開催されており、併せてトーハクでも省亭作品が公開されていたのでした。
何も知らずに出掛けたトーハクで省亭作品が一挙に見られるとは何と言うラッキー。

全ての七宝額の原画展示ではありませんでしたが、今回は以下の12点が公開されていました。


百舌に山茶花・榛の木(もずにさざんか・はんのき)
百舌に山茶花・榛の木.jpg


小鴨に葦(こがもにあし)
小鴨に葦.jpg


淡紅鸚哥に科木(ももいろいんこにしなのき)
淡紅鸚哥に科木.jpg
淡紅鸚哥に科木2.jpg


鶉に蓼・野菊・釣鐘人参(うずらにたで・のぎく・つりがねにんじん)
鶉に蓼・野菊・釣鐘人参.jpg


真鴨に葦(まがもにあし)
真鴨に葦.jpg


鷦鷯に紫陽花(みそさざいにあじさい)
鷦鷯に紫陽花.jpg


赤啄木鳥に檜(あかげらにひのき)
赤啄木鳥に檜.jpg
赤啄木鳥に檜2.jpg


行々子に葦(おおよしきりにあし)
行々子に葦.jpg


小鷺(こさぎ)
小鷺.jpg


雉に蕨(きじにわらび)
雉に蕨.jpg


駒鳥に藤(こまどりにふじ)
駒鳥に藤.jpg
駒鳥に藤2.jpg


黒鶇に木瓜・山桜(くろつぐみにぼけ・やまざくら)
黒鶇に木瓜・山桜.jpg


作品内の生き生きと描かれた花鳥もさながら、題名の付け方も素晴らしいですよね。
(初見で読めなかった鳥名がちらほらありましたが[たらーっ(汗)]



加島美術の省亭展は残念ながらもう見に行けそうにないですが、山種美術館松岡美術館根津美術館の何れかで省亭作品を見に行けたら良いなぁ(*´ω`*)



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