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箱根旅行2017秋:宿泊先【宮ノ下富士屋ホテル 幻の西洋館三号館】 [旅行]

今週末は3連休ですが出掛ける予定無しです(連休前の木曜日は東京国立博物館へ「フランス人間国宝展」見に行きましたが、その話はまた後ほど)
昨日は久しぶりに天気も良かったので水回りの掃除とかしていたのですが、今日はまた夕方から雨。
そして今日は何故か昼頃から急に鼻がムズムズしてくしゃみが止まらない状態になっております[あせあせ(飛び散る汗)] アレルギーなのか急性副鼻腔炎なのか…。



さて2回目の富士屋ホテルです。
今年5月の箱根旅行の時は花御殿だったので、今回は花御殿以外のところに泊まってみたいな、と思い西洋館を指定して予約していました(旅行サイトでは本館か西洋館、花御殿の中からお任せになる事が多いのですが、リゾートパスポートは1部屋に付き差額4000円を払えば館指定をする事が出来ます)
花御殿の時は部屋がどうにもカビっぽい匂いしていたので、今回は予約時にダメもとで「出来たら2階でお願いします」とリクエストしていたのでした。


さてちょっと期待しながらチェックイン。
そして 「お部屋は西洋館の115号室になります」 と言われました。


あーー、115号室って1階か。リクエストはしていたけれどリゾートパスポートだし、やっぱり一般サイトでの予約の方に良い部屋を割り当てて行くんだろうなぁ。

…とか考えながら、部屋まで案内してくれる従業員のお嬢さんに着いて行きますと
西洋館.jpg
…何と階段の上へヽ(・∀・)ノ


そして行き先は一号館でも二号館でもない真後ろ側にたった1つある部屋。
西洋館0.jpg
ここは…まさか幻の西洋館三号館COZY HOUSE(コージーハウス)[exclamation×2]



写真多めなので続きは ↓ から。



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富士屋ホテルの西洋館は1884年(明治17年)竣工のアイリー(現在は従業員寮)、1891年(明治24年)竣工の本館に続いて現存する建物の中では3番目に古く、一号館「カムフィロッジ」二号館「レストフル・コテージ」は1906年(明治39年)に竣工したものです。
でも今回宿泊した三号館「コージーハウス」は1920年(大正9年)に増築されたものなのでちょっとだけ新しめ。
竣工当初は115~119号室の5室が存在していた様なのですが、後年116~119号室は取り壊されてしまい、何故か1室だけ残った部屋が今回泊まった115号室と言う訳です。
(この辺の辺りは前回富士屋ホテル泊まった時に書いた記事で少し書きましたが)


いざ幻の三号館 115号室内へ
西洋館1.jpg
西洋館8.jpg
デラックスツインの中では一番狭い部屋みたいなのですが、それでも35m²はあるし、天井も高いのでそれほど狭さは感じません。

115号室の避難経路図
西洋館2.jpg
手前側の西洋館は一号館「カムフィロッジ」になります。


因みに西洋館の全体図はこんな感じになっています。
富士屋西洋館3号館.jpg
WT=スタンダードツイン、WXT=デラックスツイン、WPT=スーペリアツイン、WRS=ジュニアスイート
リゾートパスポートでの館を指定した場合はデラックスツインになるので、西洋館指定の場合だと二号館「レストフル・コテージ」の手前側の4部屋か、奥側の110、115号室の何れかになるようです。


バス&トイレはこんな感じ
西洋館3.jpg
西洋館は部屋によっては猫足のバスタブとか設置されているそうなのですが、115号室のバスルームはどちらかと言えば花御殿と似た造りになっています。
宮ノ下富士屋ホテルは全客室に温泉を引いているので、バスタブの蛇口から出るのは天然の宮ノ下温泉。
温泉が部屋に届くまで距離があるので10分ほど捨て湯をしてから入ります。
透明なお湯なのであんまり温泉感が無いのですが、上がってから急激に体がポカポカしてくるのでビックリします(ま、ポカポカ効果は2時間程で切れるのですが)


そしてバスルームの奥の扉には
西洋館4.jpg

富士屋ホテルの全客室の中でも115号室にしかないシャワールームが[exclamation]
西洋館5.jpg


アメニティ類は花御殿に宿泊した時のものと同じもの
西洋館6.jpg
シャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー、石鹸、歯ブラシ、ヘアブラシ、コットンセット、シャワーキャップ、ヘアバンドセット(ヘアバンドとヘアゴム)、カミソリ(ジェル付き)

シャンプー類と石鹸は富士屋ホテルオリジナルでローズの香り。
大浴場へ行くなら備え付けのシャンプーとかがあるので良いのですが、部屋風呂にはこの小さなボトルが1本ずつしかないので2人で使うのにはちょっと量が足りない感じ。
5月は大浴場(と言っても数人入れば一杯になる程度)「不老泉」に行きましたが、今回は妹が月一の事情day、私は夕方から急激に冷え込みが厳しくなったのもあってちょっと離れた大浴場まで行くのが面倒くさくなり大浴場へは行きませんでした。
ただシャワールーム&バスルーム内も結構ひんやりしていたので、貸切風呂のマーメイドバスを予約しておけばよかったのかも[たらーっ(汗)]


ベッドの脇には温泉を利用した温水ヒーター
西洋館7.jpg
触ってもほんのり温かい程度なので何処まで効くのかは不明。


ベッドサイドには絵本作家のバーバラ・クーニーの作品が飾ってあります。
西洋館9.jpg
西洋館の85号室とここがバーバラ・クーニーの作品が飾られている「バーバラクーニーズルーム」になっているようです(由来とかありそうなのですが、ホテルのサイトとか調べても何も載っていないので不明)。

ドアロックは押ボタン式の簡易的なものとドアチェーン。
西洋館10.jpg
セキュリティ的にはちょっと頼りない感じですが、クラシックホテルだと却ってこれが良い感じ。

ルームキーも昔の旅館を思わせるレトロさ。
西洋館12.jpg

花御殿のルームキーには各部屋の花をカシオアートで表した大きなキーホルダーが付いていましたが、西洋館のキーホルダー部分は箱根らしく寄木細工になっています。
西洋館13.jpg


窓からの眺めはこんな感じ
西洋館11.jpg
115号室は後ろ側に少し飛び出した造りなので、本館と西洋館を結ぶ連絡通路がよく見えます。

カーテン引いても少しだけ窓の外が見えてしまうのはご愛嬌
西洋館14.jpg


5月の時にあちこちホテル散策はしたので、今回は夕飯前に前回行き損ねたフィッシュアレイにだけ行ってみました。
フィッシュアレイ.jpg
前回行き損ねた温室とアイリーには今回も行けず[たらーっ(汗)]

フィッシュアレイ
フィッシュアレイ1.jpg
本館と温室を繋いでいる通路の名称ですね。壁に陶器製の魚やカエルなどのモチーフが沢山飾られています。
通路の右側には披露宴用の控え室が何室かあるようです。
泊まった次の日に披露宴が2組予約入っていた様で、宴会場であるカスケードルームも次の日の準備に追われていたので、外からの写真撮影はちょっと諦めました。


夕飯は外へ食べに行こうかと思っていたのですが、やはり急激な冷え込みで外に出るのが億劫になって結局ルームサービスを頼みました。
ウィステリアでディナーだとビーフカレーかシーフードカレーしか選択肢がないのですが、ルームサービスだとチキンカレーも選べるんですよねw
私はチキンカレー、妹はビーフカレー。付け合わせに生ハムサラダ。
そしてデザートにピコットで買っておいたアップルパイ[るんるん](写真撮る前に食べてしまいましたが…(;´∀`)[たらーっ(汗)])

アップルパイは5月の時みたいに温かいパイではなかったけれど、冷たい方が却ってリンゴとマーマレードの味が引き立っている事が判明。
値段もホテル内のラウンジで食べると770円しますが、ピコットで買えば同じパイが550円。お得です(*´ω`*)
後で気付いたのですが、リゾートパスポート宿泊者はルームサービスが10%OFFになっていました。


極めて個人的な評価
【サービス】★★★★★
  (リゾートパスポート使用と通常の違い。部屋まで案内してくれた従業員のお嬢さんが海外からの研修中でまだちょっとたどたどしい感じだったことくらい?)
【交通】★★★☆
  (バスなら近くの停留所まで来るので★4つ。登山鉄道だと駅から凄い坂が…)
【部屋】★★★★
  (今回はカビ臭さもなく快適でしたが近くの滝の水音が少し五月蝿いかも[たらーっ(汗)])
【浴場】★★★☆
  (シャワールームとバスルームが別れているのはヨシとして、あの冷え込みっぷりは何とかしてほしい)
【設備】★★★☆
  (レトロさは問題無し。ルームサービス時にテーブルが小さいのしか無かったので)
【食事】★★★★
  (ルームサービスでも富士屋ホテルのカレーは美味しかったです)
【アメニティ】★★★☆
  (部屋のお風呂使用だとちょっと余分のタオルとかシャンプーとか欲しいところ)



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