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第52回京の冬の旅 人形寺こと宝鏡寺へ [旅行]

昨日まで3分咲位だった近所の公園の桜が、今日は一気に満開になっておりました。
今年は桜咲くの早かったですねぇ(;´Д`)[あせあせ(飛び散る汗)]
実は来月中旬に奈良旅行予定なので、ついでに仁和寺の御室桜(遅咲きで例年4月中旬頃に見頃)を見ようかと画策していたのですが、この分じゃ行く頃は確実に葉桜でしょう[たらーっ(汗)]

今年の花見は通勤経路に咲いているソメイヨシノだけになりそうなので、3年前に京都・清水で撮った御衣黄(ぎょいこう)で気分だけでもお花見をば(>_<)
御衣黄.jpg



さて、長々と引っ張ってしまった京都2018新春うろちょろ旅行記、最終回です。

林光院を出た後は次の目的地「宝鏡寺」へ。
宝鏡寺2.jpg
京の冬の旅で5年ぶりに特別公開される寺院です。
代々、皇女が住職を務めたため「百々御所(とどのごしょ)」とも呼ばれ、皇女が天皇から送られた人形を数多く所有していることから別名「人形寺」とも呼ばれています。

実はここに辿り着くまでちょっとだけ大変でした(;´∀`)[あせあせ(飛び散る汗)]



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この宝鏡寺がある辺りは全く来た事がなかったので、京の冬の旅のサイトから相国寺から宝鏡寺までの地図↓を印刷して持って行っていました。
京の冬の旅map.jpg

その地図を見る限りではまず相国寺の西門から出て大通りへ出たら右折。
横断歩道が見えたら左折して寺之内通りを(一部カーブしているけど)そのまままっすぐ、で宝鏡寺、と思っていたのですが
宝鏡寺4.jpg
あれ…?寺之内通りをまっすぐと思ったのにこの先行き止まり??
もしかしたら入る道間違えたのかな…?(;´Д`)


実は寺之内通りはまっすぐではなく少し右にずれたところに通りの続きがあったのですが、京冬サイトで見た簡単マップで寺之内通りはまっすぐと信じていたため、しばらく迷って付近をうろちょろしてしまいました[たらーっ(汗)]
最初からGoogleマップででも正しい地形を見ておけば良かったんでしょうが、そんな訳で相国寺西門から宝鏡寺までは迷わなければ10分ちょいで着く筈が20分以上かかる始末(>_<)


ようやく宝鏡寺に到着しました。
宝鏡寺1.jpg
宝鏡寺1説明.jpg
宝鏡寺も京都市指定有形文化財に指定されている様ですが、京都市内には当たり前の様に世界遺産や有形文化財がごろごろしているので「ふーん」って感じ(;´∀`)
宝鏡寺も一度焼失しているので、現存しているのは江戸中期~末期にかけて再建されたものです。

今回の特別公開では皇女和宮が幼少の頃に過ごした事がある尼門院だから、ということみたいですが、明治維新というテーマに結びつけるにはちょっと無理矢理過ぎなんじゃ、という気も(>_<)


門をくぐると「人形寺」とも言われる寺院ならではの人形塚がありました。
宝鏡寺8.jpg
人形塚自体はそれほど古い物ではなく昭和34年(1959)に建立されたものだそうです。
写真だと見えにくいですが、下には武者小路実篤による歌碑が彫り込まれているのだとか。


宝鏡寺の内部も撮影禁止でしたが、唯一皇女和宮を模したと思われる人形が飾られた「使者の間」だけは撮影可能でした。
宝鏡寺3.jpg
宝鏡寺7.jpg

人形は有職御人形司 十二世伊東久重によるもの
宝鏡寺5.jpg
宝鏡寺6.jpg
現代の成人女性とほぼ同じくらいの大きさのかなり大きな人形でしたが、和宮自身は非常に小柄で身長143cmほどだったんだとか。


特別公開でも人形寺らしく、孝明天皇遺愛の御所人形「孝明さん」などの展示がありましたが、実はここを見に来た目的は人形ではなく河俣幸和画伯による障壁画だったりします。
宝鏡寺パンフ.jpg
↑宝鏡寺内の障壁画の写真探したのですが、全体写真で良いのがなかったので、宝鏡寺で購入した京の冬の旅パンフレットから写真拝借。

河俣幸和画伯による二十四面襖絵は2004年に描かれた比較的新しい物でしたが、その隣の部屋では円山応震や可狩野探幽による障壁画や、円山応挙が描いたとされる狗子や雉を描いた杉戸絵も見る事が出来ました。
それも相当至近距離から見る事が出来るのです[exclamation×2]ヽ(・∀・)ノ[ぴかぴか(新しい)]
ルーペ持ってくるべきだった、とちょっと後悔[たらーっ(汗)]



宝鏡寺を堪能してから今出川駅へ。
駅方向へ歩いて行く途中で幾つか面白い物を見つけました。

1月なのに咲いていた御会式桜(おえしきさくら)
宝鏡寺10.jpg
(α5000で何枚か撮影したのに全部ピンぼけ[たらーっ(汗)])
宝鏡寺9.jpg

尾形光琳の菩提所もありました。
宝鏡寺11.jpg
でも拝観はしていないので、門の細い隙間からチラ見程度(;´Д`)
宝鏡寺12.jpg


今出川駅に戻る途中にヤオイソフルーツパーラーがありました。
そう言えば朝ご飯結構沢山食べたのでなかなかお腹空いていなかったけれど、気付けばもう14時半。
流石に少しお腹空いて来たし、ここで軽くフルーツサンドでも食べようかな。

宝鏡寺13.jpg
で、ちょっと張り込んでロイヤルフルーツサンドを頼んでみたのですが、半分ほど食べたら生クリームで胃凭れするし、メロンとパパイヤとパイナップルで喉痛くなって来るし、で普通のフルーツサンドにしておけばよかったと思いました(>_<)[あせあせ(飛び散る汗)]
半分くらいまではすごく美味しく戴けたんですけれどね[たらーっ(汗)]


帰りの新幹線まではまだ少し時間があったので、今出川駅から京都市役所駅へ向かい、そこから寺町通へ。
寺町通、鳩居堂の本店などもあって最近お気に入りの通りです
宝鏡寺14.jpg

祇園方面へぶらぶら歩きつつショッピング。その後四条駅から京都駅へ向かい、帰途に着いたのでした。
正確な歩数は忘れましたが、1日目、2日目とも万歩計見たら結構な歩数歩いていた模様(1日2万5千歩とかそれくらい)
普段多少の距離は歩き慣れてはいますが、流石に次の日はちょっとだけ足怠かったです(;´∀`)



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ゆりあ

今年の桜、例年通り桜ツアーの予定を組んでいた旅行社が寒くなったために例年通りの予定の前半を取りやめたりしたら、それに反して桜が一気に咲いてしまって大変になっているとか…
桜の開花の予想は、それだけ難しい事なんですね^^;
初めて行く場所って、イベントサイトから地図を印刷して持って行っても違ってたりすることあったりしますよね。
私も、結構ネットから引っ張って地図を持って行ったりするのですが場所が違ってる事間間あります^^;
そういう時は、ガイドブックなどで確認したりするか人に聞くことになっちゃいます^^;
御会式桜、すごいですね。
何か月も咲いて、咲き終わってさらにまた咲くのですね^^
by ゆりあ (2018-03-26 03:38) 

そらそら

番狂わせな今年の桜には旅行会社も泣かされるでしょうね(;´∀`)
仁和寺の夜間ライトアップ桜ツアー、良いなぁと思いながらチェック入れていたのですが、最小催行人数が2名からだったので申し込めなかったんです。でも今になってみたら申し込めなくて良かったな、と(苦笑)
葉桜ライトアップツアーになってしまいますものね。
サイトでのイラストマップはもともとそれほど信用していない方なのですが、ほら、京都って大抵碁盤目のような通りが多いじゃないですか。なので今回はまるっと信用しちゃっていました…;
御会式桜、咲いていたのはとても小さい花でしたが、今はもう少し大きな八重桜状態で咲いているんでしょうかね(*´ω`*)

by そらそら (2018-03-26 20:27) 

omachi

奈良旅行なさるのなら参考にして下さい。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索すればヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。その1からラストまで無料です。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。重複、既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語と観光地が絡むと興味が倍増します。気が向いたらお読み下さいませ。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。(奈良のはじまりの歴史は面白いですね。日本史の要ですね。)

by omachi (2018-03-27 19:12) 

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