GWは箱根にGo!【エミール・ガレ 自然の蒐集】@ポーラ美術館 [美術館]
あっと言う間にGWも最終日_( ┐ノε:)ノ
GW中に出掛けた美術館で図録を4冊も増やしてしまったので猛省中です…
書籍も増えて来たし、部屋の中も結構散らかって来たので休み中は整理してレイアウト変更するつもりだったのですが、結局最終日に少し書籍整理した位で終わってしまいました(;´Д`)
本格的に暑くなりださない内に片付けなくっちゃ
4/29に出掛けた箱根話の続きです。
岡田美術館からポーラ美術館へは施設めぐりバス「湿生花園」行きに乗るのが便利。
強羅駅を経由して20分ほどで行く事が出来ます。
箱根駅に着くとケーブルカー待ちの人たちが並んでいるのが見えました。
でも去年のGWの時よりはだいぶ少ないのかな。
今年は隣大国からの観光客をそれほど見掛けなかった分、空いていたように思います。
バスは強羅駅の裏手にあるターンテーブルでUターンして強羅公園方向へ登っていきます。
強羅駅から15分程でポーラ美術館へ到着
足湯で少し時間を取ってしまったので、ポーラ美術館へ着いた時は時刻は13時半近く。
帰りは箱根湯本駅16時50分発のメトロはこね90号を予約していたので、どんなに遅くとも16時前までには強羅駅に戻っておかないといけません(箱根湯本→強羅駅までは約45分かかります)
見て回れるのは2時間くらいかなぁ。
時間があれば強羅公園で「春ばな販売会」が開催されているので寄りたいんですけれどね(>_<)
続きは ↓ から
エントランス部分は2階に当たります。入場口は1階なのでエスカレーターで下へ。
ここは収集品も素晴らしいのですが、建物も色々と素晴らしいのですよ。
エントランスロビーから見える彫刻作品「しあわせな犬」を見るのも毎度の楽しみ(*´ω`*)
入館料を払って展示室のある地下1階へ。
今回見に来た特別展は「エミール・ガレ 自然の蒐集」です。
入口にはこんなワンコ型陶器が(*´ω`*)
一見ガレっぽくないのがまた良いなぁ
ポーラ美術館は基本的に作品の写真撮影OKなのですが、今回の展覧会はポーラ美術館所蔵以外の作品も多く出展されていたので、撮影出来ないんじゃないかと思っていました。
が、何と一部の作品以外は撮影OKとのこと。流石はポーラ美術館ヽ(・∀・)ノ 太っ腹です。
ガレの作品のモチーフは色々ありますが、個人的には蜻蛉(トンボ)が好き
会場内はこんな感じ
ガレがモチーフにした動植物の標本と作品を並べて展示されており、美術館と言うよりは博物館に近い展示方法になっていました。
いや、博物館というよりは驚異の小部屋(Wunderkammer/ヴンターカンマー)かな。
おたまじゃくし文花器
ガレの花器は今までに色々見たことがありますが、おたまじゃくしモチーフは初めて見たかも。
花器に水面と水中のおたまじゃくしをデザインするアイデアの素晴らしさよヽ(・∀・)ノ
ところでこれは飛騨高山美術館の所蔵品なのですが撮影が可能でした(撮影禁止だったのはサントリー美術館所蔵作品だけ)
花瓶「蘇鉄」<ウッドワン美術館所蔵品>
ソテツの丸っこい実の部分が可愛い(*´ω`*)
ウッドワン美術館って何処にある美術館かな、と思ったら広島にある美術館みたいです。
エルンスト・ヘッケル「自然の芸術形態」
ドイツの動物学者・進化論者エルンスト・ヘッケルが1899年に出版したこのリトグラフによる著作をガレが所有しており、それをモチーフにしたであろう作品との比較展示がありました。
クモヒトデ文蓋物<個人蔵作品>
ヘッケルのクモヒトデ類
イソギンチャク文花瓶<飛騨高山美術館所蔵作品>
ヘッケルのイソギンチャク類
壁一面にヘッケルのリトグラフも展示されていました。
リトグラフはポーラ美術館所蔵作品とのこと。ジャンル手広いですな、ポーラ(*´ω`*)
魚文高脚杯<北澤美術館所蔵作品>
これ好き… モチーフはリュウグウノツカイでしょうか。
長野にある北澤美術館は世界で3点しか残されていないガレの「ひとよ茸ランプ」を所蔵している美術館ですね。
サントリー美術館所蔵のひとよ茸ランプは見た事がありますが、北澤美術館所蔵のひとよ茸ランプが造形的に一番出来がいい、とも言われているので、一度見に行きたいものです。
(ひとよ茸ランプは全部で4点作られたが(6点説もあり)1点は破損して現存せず。残りの内2点は国内のサントリー美術館と北澤美術館が所蔵。残る1点はガレの故郷にあるナンシー美術館が所蔵)
海馬文花器<ヤマザキマザック美術館所蔵>
蜻蛉文脚付杯<ヤマザキマザック美術館所蔵作品>
蜻蛉(とんぼ)文とありましたが、触角とか複眼の付き方とか見ると蜉蝣(かげろう)っぽいんだけどなぁ…?
でも尻尾部分を確認すると蜻蛉(とんぼ)なんですよね(;´∀`)
ヤマザキマザック美術館は名古屋にある美術館ですね。ここもなかなか素敵そうな美術館なので一度行ってみたい(・ω・)
水差「ギアナの森」<個人蔵作品>
個人蔵作品もほぼ撮影OKでした。
個人の方が所有しているガレ作品はいつでも見る事が出来る訳ではないので撮影OKというのは非常に有り難いことです(*´ω`*)
特別展を見た後は常設展も見て回って、さて1時間半くらいは見たのかな?と時計見たらまだ1時間程。
案外さくさく見る事が出来たので、予定より早めのバスに乗って強羅公園へ向かいます。
時間があればポーラ美術館の遊歩道も歩いてみたいと思うのですが、なかなか叶わず…
強羅公園到着
強羅駅方向へ向かいながら公園内を散策。ツツジはこれから満開というところでしたが、石楠花はもう枯れ始めていました。
芦ノ湖の畔にある「山のホテル」のツツジ&石楠花は開花が少し遅めだったようで、出掛けた日(4/29)はまだ咲き切っていなかったみたいです。
春はな販売会会場で母へのお土産に山野草のポット植えを2つほど買いました。
強羅公園で見た血汐紅葉(ちしおもみじ)
昨年の血汐紅葉 ↓ とだいぶ色が違うなぁ…(;´Д`)
強羅駅15時38分発の登山電車に乗って、箱根湯本駅へは16時20分位に到着。ロマンスカー発車の時間まで@30分!
湯本駅前でお土産を慌てて物色してから帰途に着いたのでした。
箱根湯本駅前のあじさい橋上で1枚。
湯本駅付近も良いところなんですよね(*´ω`*)
リゾートパスポート2018がまだ1枚あるので、また秋にでも箱根に行こうかな。
GW中に出掛けた美術館で図録を4冊も増やしてしまったので猛省中です…
書籍も増えて来たし、部屋の中も結構散らかって来たので休み中は整理してレイアウト変更するつもりだったのですが、結局最終日に少し書籍整理した位で終わってしまいました(;´Д`)
本格的に暑くなりださない内に片付けなくっちゃ
4/29に出掛けた箱根話の続きです。
岡田美術館からポーラ美術館へは施設めぐりバス「湿生花園」行きに乗るのが便利。
強羅駅を経由して20分ほどで行く事が出来ます。
箱根駅に着くとケーブルカー待ちの人たちが並んでいるのが見えました。
でも去年のGWの時よりはだいぶ少ないのかな。
今年は隣大国からの観光客をそれほど見掛けなかった分、空いていたように思います。
バスは強羅駅の裏手にあるターンテーブルでUターンして強羅公園方向へ登っていきます。
強羅駅から15分程でポーラ美術館へ到着
足湯で少し時間を取ってしまったので、ポーラ美術館へ着いた時は時刻は13時半近く。
帰りは箱根湯本駅16時50分発のメトロはこね90号を予約していたので、どんなに遅くとも16時前までには強羅駅に戻っておかないといけません(箱根湯本→強羅駅までは約45分かかります)
見て回れるのは2時間くらいかなぁ。
時間があれば強羅公園で「春ばな販売会」が開催されているので寄りたいんですけれどね(>_<)
続きは ↓ から
エントランス部分は2階に当たります。入場口は1階なのでエスカレーターで下へ。
ここは収集品も素晴らしいのですが、建物も色々と素晴らしいのですよ。
エントランスロビーから見える彫刻作品「しあわせな犬」を見るのも毎度の楽しみ(*´ω`*)
入館料を払って展示室のある地下1階へ。
今回見に来た特別展は「エミール・ガレ 自然の蒐集」です。
入口にはこんなワンコ型陶器が(*´ω`*)
一見ガレっぽくないのがまた良いなぁ
ポーラ美術館は基本的に作品の写真撮影OKなのですが、今回の展覧会はポーラ美術館所蔵以外の作品も多く出展されていたので、撮影出来ないんじゃないかと思っていました。
が、何と一部の作品以外は撮影OKとのこと。流石はポーラ美術館ヽ(・∀・)ノ 太っ腹です。
ガレの作品のモチーフは色々ありますが、個人的には蜻蛉(トンボ)が好き
会場内はこんな感じ
ガレがモチーフにした動植物の標本と作品を並べて展示されており、美術館と言うよりは博物館に近い展示方法になっていました。
いや、博物館というよりは驚異の小部屋(Wunderkammer/ヴンターカンマー)かな。
おたまじゃくし文花器
ガレの花器は今までに色々見たことがありますが、おたまじゃくしモチーフは初めて見たかも。
花器に水面と水中のおたまじゃくしをデザインするアイデアの素晴らしさよヽ(・∀・)ノ
ところでこれは飛騨高山美術館の所蔵品なのですが撮影が可能でした(撮影禁止だったのはサントリー美術館所蔵作品だけ)
花瓶「蘇鉄」<ウッドワン美術館所蔵品>
ソテツの丸っこい実の部分が可愛い(*´ω`*)
ウッドワン美術館って何処にある美術館かな、と思ったら広島にある美術館みたいです。
エルンスト・ヘッケル「自然の芸術形態」
ドイツの動物学者・進化論者エルンスト・ヘッケルが1899年に出版したこのリトグラフによる著作をガレが所有しており、それをモチーフにしたであろう作品との比較展示がありました。
クモヒトデ文蓋物<個人蔵作品>
ヘッケルのクモヒトデ類
イソギンチャク文花瓶<飛騨高山美術館所蔵作品>
ヘッケルのイソギンチャク類
壁一面にヘッケルのリトグラフも展示されていました。
リトグラフはポーラ美術館所蔵作品とのこと。ジャンル手広いですな、ポーラ(*´ω`*)
魚文高脚杯<北澤美術館所蔵作品>
これ好き… モチーフはリュウグウノツカイでしょうか。
長野にある北澤美術館は世界で3点しか残されていないガレの「ひとよ茸ランプ」を所蔵している美術館ですね。
サントリー美術館所蔵のひとよ茸ランプは見た事がありますが、北澤美術館所蔵のひとよ茸ランプが造形的に一番出来がいい、とも言われているので、一度見に行きたいものです。
(ひとよ茸ランプは全部で4点作られたが(6点説もあり)1点は破損して現存せず。残りの内2点は国内のサントリー美術館と北澤美術館が所蔵。残る1点はガレの故郷にあるナンシー美術館が所蔵)
海馬文花器<ヤマザキマザック美術館所蔵>
蜻蛉文脚付杯<ヤマザキマザック美術館所蔵作品>
蜻蛉(とんぼ)文とありましたが、触角とか複眼の付き方とか見ると蜉蝣(かげろう)っぽいんだけどなぁ…?
でも尻尾部分を確認すると蜻蛉(とんぼ)なんですよね(;´∀`)
ヤマザキマザック美術館は名古屋にある美術館ですね。ここもなかなか素敵そうな美術館なので一度行ってみたい(・ω・)
水差「ギアナの森」<個人蔵作品>
個人蔵作品もほぼ撮影OKでした。
個人の方が所有しているガレ作品はいつでも見る事が出来る訳ではないので撮影OKというのは非常に有り難いことです(*´ω`*)
特別展を見た後は常設展も見て回って、さて1時間半くらいは見たのかな?と時計見たらまだ1時間程。
案外さくさく見る事が出来たので、予定より早めのバスに乗って強羅公園へ向かいます。
時間があればポーラ美術館の遊歩道も歩いてみたいと思うのですが、なかなか叶わず…
強羅公園到着
強羅駅方向へ向かいながら公園内を散策。ツツジはこれから満開というところでしたが、石楠花はもう枯れ始めていました。
芦ノ湖の畔にある「山のホテル」のツツジ&石楠花は開花が少し遅めだったようで、出掛けた日(4/29)はまだ咲き切っていなかったみたいです。
春はな販売会会場で母へのお土産に山野草のポット植えを2つほど買いました。
強羅公園で見た血汐紅葉(ちしおもみじ)
昨年の血汐紅葉 ↓ とだいぶ色が違うなぁ…(;´Д`)
強羅駅15時38分発の登山電車に乗って、箱根湯本駅へは16時20分位に到着。ロマンスカー発車の時間まで@30分!
湯本駅前でお土産を慌てて物色してから帰途に着いたのでした。
箱根湯本駅前のあじさい橋上で1枚。
湯本駅付近も良いところなんですよね(*´ω`*)
リゾートパスポート2018がまだ1枚あるので、また秋にでも箱根に行こうかな。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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「しあわせな犬」は、可愛いですね(〃'∇'〃)
ガレの作品は滑って落とす確率が低そうという
アホな感想しか浮かばず、先日54円で買った
由水常雄の中公文庫を読んで勉強します^_^;
by middrinn (2018-05-08 10:49)
「しあわせな犬」
モデルになっているのが石垣島にいた保護犬のナツちゃんと、作者さんの愛犬ぽんぽんちゃんなんだそうです。
毎度見る度にベレー帽被ったりとかいろいろおシャレしているので、見ていてほっこりします(*´ω`*)
今回のデザインは「エミール・ガレ展とのコラボレーションディスプレイデザイン」だそうで。
ラリックも好きなのですが、ガレの作品は生命的なイメージがぐいぐい来るので好きです(*´ω`*)
by そらそら (2018-05-08 19:49)