SSブログ

2019年 平成→令和 またぎ旅【花の御寺 長谷寺へ】 [旅行]

10連休、始まる前は「10日間も休みーー(*゚∀゚)[ダッシュ(走り出すさま)] 前半は旅行に出掛けて、後半は映画見て、部屋少し片付けて…」と色々計画していたのですが、蓋を開けてみたら前半はともかく、後半はひたすら家でゴロゴロしている(;´∀`)[たらーっ(汗)](撮り溜めていたブラタモリとかを見たりしていた)
3日間で32kmほど歩き回ったGW前半と比べると、後半は…折角増やした筋繊維が萎縮しそうな[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]



さて、4/29~5/1は奈良&京都旅行を楽しんできました。
長谷寺.JPG
↑JR奈良駅前にある春日大社の石燈籠と平城京・大極殿跡への道程を示す石標

昨年の春も奈良&京都に出掛けていますが、初日は大阪&京都、2日目と3日目が奈良観光という感じで、ちょっと奈良もう少し見たかったなー、と。
なので今回はがっつり3日間奈良を楽しんでも良かったのですが、一足先に4月に平等院へ出掛けてきた両親が「平等院良かったわよーー[ぴかぴか(新しい)]」と推すので、最終日だけ宇治方面へ行く事にしました。

初日と2日目は前回行けなかった法隆寺とか薬師寺に行こうかな。御守り犬も戴きたいから法華寺にも行きたいし。
それとも奈良国立博物館で開催される「国宝の殿堂 藤田美術館展」を見て、昨年秋に落慶した興福寺の中金堂に行こうかな、とか色々計画していたのですが、JR東海「うましうるわし奈良」のTV CMを見ていたら

[exclamation&question] このお寺、ステキΣ(・ω・/)/[ぴかぴか(新しい)]
長谷寺行ってみたーーい[exclamation]

調べてみたら長谷寺は奈良駅からは多少離れているけれど行けない距離じゃないし、それに出掛ける日はちょうどぼたん祭りと十一面観世音菩薩立像の特別公開時期。
これはもう長谷寺に参るしか…[ぴかぴか(新しい)]

で、当初の予定では初日は博物館&興福寺の中金堂と法華寺。2日目は法隆寺と長谷寺と薬師寺、とざっくりとした計画を立てていたのですが、2日目が雨予報が出ていたので、予定変更してまずは初日に長谷寺と法華寺に行く事にしたのでした。



続きは ↓ から



にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へブログランキング・にほんブログ村へ





そして旅行当日の4/29
いつも通りに始発に乗って東京駅6時50分発の新幹線でまずは京都へ。
まずはJR京都駅のきっぷ売り場の窓口でエクスプレス商品購入者の特典きっぷ「奈良満喫フリーきっぷ」を買います。
3日間決められた区間内のJR線、近鉄線、奈良交通バスが乗り放題になる切符。3日目は京都の予定ですが、フリー区間は京都方面も含まれるのでお得、な筈。
そのまま9時30分発のJR奈良線の奈良行き快速に乗りましたが、いつにも増して物凄い混雑っぷりです。
しかも半数近くは海外からの観光客[exclamation×2]

…しまった[あせあせ(飛び散る汗)] GWだから賑わっているとは思ったけれど、予想以上に隣大国人と白人系バックパッカーが多いぞ[たらーっ(汗)]

外国人に人気の伏見稲荷神社がある伏見駅でごっそり降りてくれる事を期待していたのですが、案外降りない[たらーっ(汗)] これ皆んな奈良方面に行く人かも…(;´Д`)

途中、平等院のある宇治駅でそこそこ降りたので何とか座る事が出来ましたが、それでもいつも以上に奈良方面に向かう人が多いみたいです。


取り敢えずどうにかJR奈良駅に到着。
今回の宿泊先もJR奈良駅からすぐのホテルだったので、まずは手荷物を預け長谷寺方面に向かおうとしたのですが、朝早かったので小腹が空いて来た(>_<)
時間は10時半ちょっと過ぎだったのでお昼には相当早めだったのですが、奈良駅付近で先にお昼ご飯にすることにしました。

軽めにイートインのあるパン屋さんで良いかな…と思っていたら、白人系バックパッカー軍団がパン屋さんに大行列Σ(・ω・/)/
その隣の天極堂さんは空いていたのでそっちへ。天極堂さんは夕飯で食べに来ようと思っていたのになーー(;´∀`) でも冷やし葛うどん、美味しい[揺れるハート]


さてJR奈良駅から長谷寺へのアクセスですが、まずは桜井線(万葉まほろば線)で終点の桜井駅まで行き、そこから近鉄大阪線に乗り換えて2駅目の長谷寺駅へ、…なんですが、最初のまほろば線がややネック。
乗ってから知ったのですが、まほろば線はワンマンタイプの2編成車両でした。
しかも奈良駅→桜井駅間は30分に1本しか走っていないのです。
1本乗り逃してしまうと結構時間ロスが痛いので、予め時刻だけは調べておいたのですが、奈良駅で先にお昼を食べたこともあって予定していたより1本後の電車になってしまいました。
…ま、いっか ┐('д')┌ 今日はあと法華寺だけの予定だし。


まほろば線でことこと揺られる事30分、終点の桜井駅に到着。
ここからは近鉄大阪線に乗り換えます。
長谷寺1.JPG
うわぁ、行き先表示が首都圏ではめっきり見掛けなくなったパタパタ式(反転フラップ式)だぁΣ(・ω・/)/ 懐かしい…[ぴかぴか(新しい)]

近鉄大阪線からは2駅で長谷寺駅に到着。時刻はちょうど12時です。
長谷寺2.JPG
うーーん、思ったよりも時間かかるなぁ[たらーっ(汗)]

しかも目指す長谷寺は駅から更に20分程歩いたところにあるのです。
長谷寺3.JPG


迷わない様に予めグーグルマップで下調べしていたのですが、必要なさそう(;´∀`)
長谷寺4.JPG
CM効果でそこそこ多くの拝観者が長谷寺へ向かっているようです。

駅から階段を下って、道路を渡ってから少し歩くと参急橋が見えてきます。
長谷寺5.JPG
流れているのは初瀬川(※)
「はつせがわ」と呼ぶのかと思っていましたが、「はせがわ」が正解みたいです。
長谷川、ではないのね。
(※)長谷寺駅前の地図には「初瀬川」と書かれていましたが、Googleマップでは「大和川」と表記されていました。どっちが正解なのだろう…(・ω・)? Wikiでは大和川の上流部が初瀬川となっていましたが。


初瀬川を越えると長谷寺の門前町になります。
長谷寺6.JPG
この辺りの参道は昔ながらと言う感じのお店が多く、とても良い雰囲気(*´ω`*)

参道の途中にもいくつか神社があったりするのですが、そこに向かう道がこんな狭い路地にあったり
長谷寺7.JPG

長谷寺ぼたんまつり中なので門前町もこんな感じでぼたんが飾られています。
長谷寺8.JPG
おぉぅ、私、ここの門前町すごい好きかもしんない.。゚+.(・∀・)゚+.゚
初めて来た場所なのに、何だか妙に懐かしい雰囲気満載のするところです。


まっすぐ向かった先に見える鳥居は與喜天満神社(よきてんまんじんじゃ)
長谷寺9.JPG
長谷寺へは左方面へ向かいます。ここまで来れば長谷寺はもう目と鼻の先です。


ようやく到着ヽ(=∀=)ノ
長谷寺10.JPG
ホントに駅からたっぷり20分かかりました。よそ見しないでシャキシャキ歩けば15分ほどだったのかもですが。

あぁ、でも仁王門まではまだちょっとあるな[たらーっ(汗)]
長谷寺11.JPG
ご年配の方だと駅から入口まで30分は見ておいた方が良さそうです。
ただ長谷寺の駅前にバス停もタクシー乗り場もないし階段も多いし、割とアクセス不便かも(>_<)
(JR桜井駅北口から長谷寺参道口まで奈良交通バスが走っていますが、1~2時間に1便と本数がめちゃくちゃ少ないのです)


入山料は500円、十一面観世音菩薩立像の特別拝観料は1000円ですが、共通券を購入すれば割引で1300円でした。
ここまで来たのでもちろん共通券を買って中へ入ります。

仁王門には仁王像
長谷寺12.JPG

そして仁王門をくぐるとすぐに重要文化財の登廊(のぼりろう)
長谷寺13.JPG
長谷寺14.jpg
上の本堂に辿り着くまで全部で399段あるそうですヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ  膝が笑いそう[あせあせ(飛び散る汗)]


登廊横には沢山の牡丹が植えられています。
長谷寺15.jpg


途中の歓喜院では法話が行われていたのでちょこっと寄り道。
長谷寺16.jpg
歓喜院は普段は拝観できないところだそうです。

中では神奈川県の観音寺住職による法話が行われていました。
長谷寺17.jpg
面白かったのですが、この後かかる時間がどうか分からないので早めに退散[たらーっ(汗)]


歓喜院庭先からの眺めが良かったので撮影
長谷寺18.jpg
見えているのは先ほどくぐってきた仁王門です。
結構古い門に見えますが、明治27年(1894)に再建されたものだそう。
楼上には釈迦三尊十六羅漢像を安置しているらしいのですが、そちらは通常公開はされていないみたいです。


長谷寺は別名「花の御寺」と言われているそうですが、本当に色々な花が咲いています。
長谷寺19.jpg
しかし背後の山、あれはスギとかじゃないの[exclamation&amp;question](>_<)
3月とかの拝観は鼻がダメになりそうです[あせあせ(飛び散る汗)]


歓喜院を出てからまた登廊をぼつぼつ上がっていくと
長谷寺20.jpg

宝物館(宗宝蔵)の特別公開があったのでまた寄り道してみました。
長谷寺21.jpg
内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、長谷寺の起源を表しているとされる国宝の銅板法華説相図が一時的に寄託先の奈良国立博物館から里帰り展示されていました。

この銅板法華説相図は今年の6/18~9/23まで東京国立博物館で開催される特別企画展「奈良大和四寺のみほとけ」でも展示されるそうです。
総合文化展観覧料(常設展)で見る事が出来るそうなので、期間になったらまた見に行こうかな(*´ω`*)


宗宝蔵前の牡丹もちょうど見頃で綺麗でした。
長谷寺22.jpg
長谷寺23.jpg
この後、再び本堂を目指して登廊をぼちぼちと登っていきます。



にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へブログランキング・にほんブログ村へ




nice!(9)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 9

コメント 2

middrinn

初瀬川は和歌では「はつせがわ」ですけど、今は「はせがわ」なんですね( ̄◇ ̄;)
「長谷寺の美のポイントは、じつにこの登廊にあるといってよい。」と苑子タンが
書いてました(〃'∇'〃) その杉は『源氏物語』の「玉鬘」で詠まれてるとも(^_^;)
by middrinn (2019-05-06 13:48) 

そらそら

元々は初瀬=「はつせ」だったのかもですねぇ。
3日目に行った宇治も元々は「兎道」の表記だったそうです。
グーグルマップで見ていたらこっちには「大和川」と表記されていたので、青字で追記を付け足しましたが、地元の地図では「初瀬川」となっておりましたですよ。
登廊は確かに見事でした。長歴3年(1039)に春日大社の社司 中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったものだそうですが、その後何度か焼失し、現在の登廊(下・中廊)は明治22年(1889)に再建されたものだそうです。
時間が無くて寄れなかったのですが、登廊の途中に二本の杉があり、その近くには藤原定家塚と俊成碑があるそうです。源氏物語で詠まれているのはもしかしたらこっちの杉かも?
by そらそら (2019-05-06 14:46) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
コメント欄は承認制です。

日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記

【注】コメント欄にURLは記載しないで下さい。 スパム防止のため、URLを記載するとコメント記事が消える様になっています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。