2019年秋 京都de美術館巡り旅【仁和寺でお坊様と巡る特別ツアー参加!】 [旅行]
昨日は人生発の4DX映画鑑賞へ(*´ω`*)
一度は体験してみたいと思いつつも、映画の種類によっては相当シートでシェイクされて胃が持たないんじゃないの?というのがありましてなかなか足を伸ばせなかったのです。
で、見て来たのは「アナ雪2」(苦笑)
何か地元の映画館で4DXの特殊効果を大幅にアップさせた「4DXマジカルエディション」なる仕様で上映される模様。
字幕ではなく吹替だったのがちょっとイマイチだったのですが、『通常版の4DXと比較するとモーションチェアの動きや角度が増しているほか、エアー、ミスト、香りといった特殊効果も大幅にアップしている』
まぁディズニーだし、子供も見に来るくらいだろうから、それほどシェイクされることはないだろう、と見に行ったのですが、三半規管が極端に弱い人だとあれは持たないな、と思うくらいにはシート動きました(でも一番激しく動いたのは本編前の4DX説明動画)
映画自体は面白かったのですが、画像は3Dではなく2D仕様。ミストやエアーは凄かったけれど、香りはうーん、あったのかな? 周囲の人のトワレの匂いと区別が付けられませんでした バブルや雪効果も無かった様な…。
「雪」は今まで以上の演出となっているとのことなので期待していたんですけれどね(;´Д`) 4DXはだいぶ劇場ごとに効果が違う様です。
TOHOシネマズのMX4Dで見てくれば良かったのかも
京都うろちょろ記の続きです。
仁和寺特別拝観ツアーの集合時間30分前に余裕を持って仁和寺前に戻ってきました。
ツアーは2時間程かかるのですが、その間お手洗いとかは行っている時間なさそうだったので先に済ませておこうかと(;´∀`)
(あとこの日は初のポケモンGO初の有料イベントデーだったので、多少リサーチを進めておこうかな、と思ったのもあります(;´∀`))
とは言え、仁和寺境内のは拝観料払わないと入れなさそうだしどうしようかな。
ツアーコンダクターの方が来たら、先に境内に入らせてもらおうかな、などど考えつつ、目的のポケモン追いかけて堂本印象美術館方面へ戻ってみたら、途中にあった駐車場入口で真新しい公衆トイレを発見
昨年10月から京都市内に宿泊する際に徴収されるようになった宿泊税を使用して作られたトイレだそうです。
こういう目に見える使われ方は有り難いですね。
仁王門に戻って来てもまだ少し時間があったので、門内で睨みを聞かせている金剛力士像を激写
手前の柵にばかりピントがあってしまい、まともに写せたのはこれ1枚だけですが(>_<)
続きは ↓ から
裏側の狛犬と獅子は柵の隙間からスマホカメラで狙ってどうにか撮影
獅子はどうにか柵入れずに撮れましたが
狛犬は両脇に柵写っちゃった(;´Д`)
よく見ると仁王門にはところどころに鮮やかな顔料が残っています。
仁和寺の仁王門(仁和寺の場合、正確には二王門と表記するそうですが)は寛永18年(1641年)~正保2年(1645年)頃(あるいは寛永14年(1637年)~正保3年(1646年)頃)再建された二代目の門で、重要文化財に指定されています。
南禅寺三門、知恩院三門とともに京都三大門のひとつに数えられているそうです。
再建当時はきっと色鮮やかな門だったのでしょうね。
そうこうしている内に集合時間の14時45分になり、他の参加者の人たちも集まってきました。
二王門から中門方面に向かって1枚
右側に写っているのが今回の特別ツアーで仏像の説明をしてくれる仏師の江口泰觀さん。
左側に写っているのが仁和寺の僧侶 大石哲玄さんです。
このお二方、高校時代の同級生なんだそうで。
2人とも京都生まれの方かと思いきや、佐賀県生まれの佐賀県育ち。
たまたま同じ京都で一人は仏師、一人は僧侶となって思わぬ再開を果たし、JRを巻き込んで今回の特別ツアー開催となったのだとか。
アクシデントでツアー参加者1名の到着が遅れていましたが、時間通りにツアー開始となりました。
まずは霊宝館へ。
ちょうど秋季名宝展が開催されており、仏像の説明を受けつつ進んで行くのですが、説明は僧侶の大石さんがメイン。
仏師の江口さんは大石さんに話を振られると話し始めるのですが、声がちょっと籠った感じで非常に聞き取りにくいのです(;´Д`)
確かに仏像の専門的な説明は仏師の方が詳しいのですが、その他の話の内容も説明も坊様の方が絶妙で面白いし、ツアー名「京都御室 仁和寺で仏師・江口泰觀先生が説く、仏像の世界」じゃなくても良かったんじゃ…
赤い中門をくぐると左手側には有名な御室桜が一面に続いています。
御室桜は非常に背丈が低い樹なのですが、これは矮性種だから、というわけではなく、地盤が水はけの悪い粘土質の土壌であるため根が地下深く伸ばせず横に伸びるしかないため、樹木も成長できないのではないかのこと。
御室桜は「御室有明(おむろありあけ)」という種類が多いのだそうですが、これを普通の土壌に植えれば、普通の桜並みに大きく育つのだとか。
メインの幹は粘土質のため殆ど腐ってしまい、地上に出ている幹は主幹の横から出て来たひこばえが成長したものなのだそうです。
御室桜は咲く時期も遅めなので、時期を見計らって見に来るのがなかなか難しいのですが、何れ一度は見に来たいものです。
御室桜の向かい側には寛永21年(1644年)建立の五重塔
ツアーではここは寄らないので素通りして
方丈にあたる「金堂」へ向かいます。
造立当初の仁和寺の建物は応仁の乱で全焼してしまったため、現在の金堂は慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43年)に移築したもので、現存している紫宸殿の中では最も古いのだそうです。
金堂の屋根の上をよく見ると
謎の動物に乗った小さいおっさんがおる…Σ(・ω・/)/
この小さいおっさ方は黄安仙人。とんでもなく長生きだったと伝わっている仙人で、どのくらい長生きだったかというと、3000年に一度息継ぎのために水面に顔を出す亀を5回見た事がある、という(;´∀`)
移設された金堂がこの仙人くらい永久に残る様に、との期待を込めて載せたのでしょうか。
この金堂、特別公開時期以外は内部非公開になっています。
が今回は参加費9800円も払った特別ツアーヽ(・∀・)ノ
非公開の金堂の中に入って、ご本尊の阿弥陀三尊像とじっくりご対面でーーすヽ(・∀・)ノ
(内部は撮影不可なので、仁和寺Twitterから)
裏側には五大明王を描いた壁画があるのですが、残念ながら今回の特別拝観では見る事が出来ませんでした。
この日は観音堂が特別拝観期間中だったので、一般の方が金堂内も拝観できるのかと勘違いして、中に入ろうとするアクシデントもありました(;´∀`)
次に拝観したのはこれも通常内部非公開の経蔵
坊様が扉の鍵を開けて御開帳
御開帳した扉から入るのかと思いきや、入口は横にありました。
経蔵の中には回転式の巨大な輪蔵が納められているのですが、内部はやはり写真撮影不可なので、内部の様子を見たい方はリンク先のパノラマ画像からどうぞ。
巨大は八角形の経蔵は一面に横5×縦12=60箱の引き出しがあり、それぞれの引き出しの中に経巻が納められています。
60箱×8面で480巻?と思ったら一面で96箱×8面=768箱分で768巻あるとのこと。
どう見ても一面5×12=60箱しかないんだけど??と首捻っていたら。中心3列分の3×12=36箱分は奥にも引き出しがあるため96箱なのだそうです。
輪蔵を一回廻すごとにこの768巻の経蔵を全て読んだのと同じ功徳を得られるのだそうですが、今は重要文化財でおいそれと廻せないので人が廻って功徳を得るのだとか(;´∀`)
(ここでも思わぬ嬉しいハプニングがあったのですが、ちょっと訳ありで詳細書けないので割愛で)
そういえばこの日はやたらと飛行機雲が多く出ていました。
経蔵と飛行機雲で1枚
最後は観音堂の内部拝観。
ここも長らく内部非公開で、内部に祀られている本尊の千手観音菩薩立像とは五色の紐を結び、その紐を握って祈る状態だったのですが、6年に及んだ観音堂の保存修理事業の完了を記念し、373年ぶりに内部公開となりました。
千手観音菩薩立像、二十八部衆立像など全三十三体の仏像は観音堂修理中の2018年に東京国立博物館の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」に出張していましたね。
私も見に行ったので、三十三体の仏像を拝観するのは二度目ですが、今回の観音堂内部のお目当てはもう一つありました。
それは須弥壇の裏側に描かれた障壁画。
「新美の巨人たち」で見てから、一度実物見てみたいな、と思っていたのです。
(余談ですが、後日録画していた「新美の巨人たち」を見返してみたら、今回案内してくれた僧侶の大石さんが出演していてビックリしました(;´∀`))
念願叶って大満足ではありましたが、ツアー終了時間=仁和寺拝観時間終了時間だったので、御朱印を戴いたり、まだ見ていない御殿を見る時間が無かったのだけがちょっと残念
(御朱印は書き置きのを戴く事が出来ましたが、時間があれば持参した御朱印帳に直接戴きたかったーーつД`)・゚゚・*:.。)
ツアー終了後はツアー参加のお土産(海洋堂製の阿弥陀如来坐像フィギュア、仏師江口泰觀さんの作品集、観音堂修復落慶 秋季特別内拝の記念品<御守り、散華、ポストカード>)を頂き、解散。
参加費9800円はほぼお土産代(フィギュア6000円、作品集2000円)+拝観料実費分(観音堂特別内拝1000円、霊宝館500円)ですね。
この日は夜間ライトアップもあったのですが、別途2000円だったので流石にパスしました
観音堂修復落慶 秋季特別内拝は期間延長で、今年2019年12月8日(日)までだそうです。
もうすっかり日も落ちて薄暗くなっています。
そして空には沢山の飛行機雲
出掛けた次の日は仁和寺の裏・成就山の約3kmにわたる山道に点在する御室八十八ヶ所霊場を巡るスタンプラリーイベント「八十八ヶ所ウォーク 」が予定されていたのですが、帰りがけにこんな看板が…Σ(・ω・/)/
(現在はスズメバチの巣は取り除かれたそうです)
宿泊先が京阪五条駅の近くなので、市営バス59系統で四条京阪駅前まで行って京阪電鉄に乗れば楽なのですが、ポケモンGOリサーチタスクのレイドバトルを終わらせたかったので(苦笑)、人が集まりそうな京都駅へ向かう事にしました。
レトロな感じの御室駅舎
京都駅方面へは踏切を渡ったホームで嵐電に乗り、撮影所前駅で降りてJR嵯峨野線に乗り換えるのが早いみたいです。
反対側に来た電車が今度は仁和寺の千手観音菩薩立像デザインでした(;´∀`)
乗り換えのJR太秦駅でレイドバトルに参加して1本電車を見送ってしまった事もあり、京都駅に着いたのは陽もとっぷり落ちた17時50分(;´∀`)
有料イベントのタスク分のレイドバトルをこなしてから宿泊先のホテルへ向かいました。
一度は体験してみたいと思いつつも、映画の種類によっては相当シートでシェイクされて胃が持たないんじゃないの?というのがありましてなかなか足を伸ばせなかったのです。
で、見て来たのは「アナ雪2」(苦笑)
何か地元の映画館で4DXの特殊効果を大幅にアップさせた「4DXマジカルエディション」なる仕様で上映される模様。
字幕ではなく吹替だったのがちょっとイマイチだったのですが、『通常版の4DXと比較するとモーションチェアの動きや角度が増しているほか、エアー、ミスト、香りといった特殊効果も大幅にアップしている』
まぁディズニーだし、子供も見に来るくらいだろうから、それほどシェイクされることはないだろう、と見に行ったのですが、三半規管が極端に弱い人だとあれは持たないな、と思うくらいにはシート動きました(でも一番激しく動いたのは本編前の4DX説明動画)
映画自体は面白かったのですが、画像は3Dではなく2D仕様。ミストやエアーは凄かったけれど、香りはうーん、あったのかな? 周囲の人のトワレの匂いと区別が付けられませんでした バブルや雪効果も無かった様な…。
「雪」は今まで以上の演出となっているとのことなので期待していたんですけれどね(;´Д`) 4DXはだいぶ劇場ごとに効果が違う様です。
TOHOシネマズのMX4Dで見てくれば良かったのかも
京都うろちょろ記の続きです。
仁和寺特別拝観ツアーの集合時間30分前に余裕を持って仁和寺前に戻ってきました。
ツアーは2時間程かかるのですが、その間お手洗いとかは行っている時間なさそうだったので先に済ませておこうかと(;´∀`)
(あとこの日は初のポケモンGO初の有料イベントデーだったので、多少リサーチを進めておこうかな、と思ったのもあります(;´∀`))
とは言え、仁和寺境内のは拝観料払わないと入れなさそうだしどうしようかな。
ツアーコンダクターの方が来たら、先に境内に入らせてもらおうかな、などど考えつつ、目的のポケモン追いかけて堂本印象美術館方面へ戻ってみたら、途中にあった駐車場入口で真新しい公衆トイレを発見
昨年10月から京都市内に宿泊する際に徴収されるようになった宿泊税を使用して作られたトイレだそうです。
こういう目に見える使われ方は有り難いですね。
仁王門に戻って来てもまだ少し時間があったので、門内で睨みを聞かせている金剛力士像を激写
手前の柵にばかりピントがあってしまい、まともに写せたのはこれ1枚だけですが(>_<)
続きは ↓ から
裏側の狛犬と獅子は柵の隙間からスマホカメラで狙ってどうにか撮影
獅子はどうにか柵入れずに撮れましたが
狛犬は両脇に柵写っちゃった(;´Д`)
よく見ると仁王門にはところどころに鮮やかな顔料が残っています。
仁和寺の仁王門(仁和寺の場合、正確には二王門と表記するそうですが)は寛永18年(1641年)~正保2年(1645年)頃(あるいは寛永14年(1637年)~正保3年(1646年)頃)再建された二代目の門で、重要文化財に指定されています。
南禅寺三門、知恩院三門とともに京都三大門のひとつに数えられているそうです。
再建当時はきっと色鮮やかな門だったのでしょうね。
そうこうしている内に集合時間の14時45分になり、他の参加者の人たちも集まってきました。
二王門から中門方面に向かって1枚
右側に写っているのが今回の特別ツアーで仏像の説明をしてくれる仏師の江口泰觀さん。
左側に写っているのが仁和寺の僧侶 大石哲玄さんです。
このお二方、高校時代の同級生なんだそうで。
2人とも京都生まれの方かと思いきや、佐賀県生まれの佐賀県育ち。
たまたま同じ京都で一人は仏師、一人は僧侶となって思わぬ再開を果たし、JRを巻き込んで今回の特別ツアー開催となったのだとか。
アクシデントでツアー参加者1名の到着が遅れていましたが、時間通りにツアー開始となりました。
まずは霊宝館へ。
ちょうど秋季名宝展が開催されており、仏像の説明を受けつつ進んで行くのですが、説明は僧侶の大石さんがメイン。
仏師の江口さんは大石さんに話を振られると話し始めるのですが、声がちょっと籠った感じで非常に聞き取りにくいのです(;´Д`)
確かに仏像の専門的な説明は仏師の方が詳しいのですが、その他の話の内容も説明も坊様の方が絶妙で面白いし、ツアー名「京都御室 仁和寺で仏師・江口泰觀先生が説く、仏像の世界」じゃなくても良かったんじゃ…
赤い中門をくぐると左手側には有名な御室桜が一面に続いています。
御室桜は非常に背丈が低い樹なのですが、これは矮性種だから、というわけではなく、地盤が水はけの悪い粘土質の土壌であるため根が地下深く伸ばせず横に伸びるしかないため、樹木も成長できないのではないかのこと。
御室桜は「御室有明(おむろありあけ)」という種類が多いのだそうですが、これを普通の土壌に植えれば、普通の桜並みに大きく育つのだとか。
メインの幹は粘土質のため殆ど腐ってしまい、地上に出ている幹は主幹の横から出て来たひこばえが成長したものなのだそうです。
御室桜は咲く時期も遅めなので、時期を見計らって見に来るのがなかなか難しいのですが、何れ一度は見に来たいものです。
御室桜の向かい側には寛永21年(1644年)建立の五重塔
ツアーではここは寄らないので素通りして
方丈にあたる「金堂」へ向かいます。
造立当初の仁和寺の建物は応仁の乱で全焼してしまったため、現在の金堂は慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43年)に移築したもので、現存している紫宸殿の中では最も古いのだそうです。
金堂の屋根の上をよく見ると
謎の動物に乗った小さいおっさんがおる…Σ(・ω・/)/
この
移設された金堂がこの仙人くらい永久に残る様に、との期待を込めて載せたのでしょうか。
この金堂、特別公開時期以外は内部非公開になっています。
が今回は参加費9800円も払った特別ツアーヽ(・∀・)ノ
非公開の金堂の中に入って、ご本尊の阿弥陀三尊像とじっくりご対面でーーすヽ(・∀・)ノ
(内部は撮影不可なので、仁和寺Twitterから)
声明が美しいです #仁和寺 pic.twitter.com/KWcHWhmqNz
— 仁和寺 (@Ninna_ji) 2019年3月4日
裏側には五大明王を描いた壁画があるのですが、残念ながら今回の特別拝観では見る事が出来ませんでした。
この日は観音堂が特別拝観期間中だったので、一般の方が金堂内も拝観できるのかと勘違いして、中に入ろうとするアクシデントもありました(;´∀`)
次に拝観したのはこれも通常内部非公開の経蔵
坊様が扉の鍵を開けて御開帳
御開帳した扉から入るのかと思いきや、入口は横にありました。
経蔵の中には回転式の巨大な輪蔵が納められているのですが、内部はやはり写真撮影不可なので、内部の様子を見たい方はリンク先のパノラマ画像からどうぞ。
巨大は八角形の経蔵は一面に横5×縦12=60箱の引き出しがあり、それぞれの引き出しの中に経巻が納められています。
60箱×8面で480巻?と思ったら一面で96箱×8面=768箱分で768巻あるとのこと。
どう見ても一面5×12=60箱しかないんだけど??と首捻っていたら。中心3列分の3×12=36箱分は奥にも引き出しがあるため96箱なのだそうです。
輪蔵を一回廻すごとにこの768巻の経蔵を全て読んだのと同じ功徳を得られるのだそうですが、今は重要文化財でおいそれと廻せないので人が廻って功徳を得るのだとか(;´∀`)
(ここでも思わぬ嬉しいハプニングがあったのですが、ちょっと訳ありで詳細書けないので割愛で)
そういえばこの日はやたらと飛行機雲が多く出ていました。
経蔵と飛行機雲で1枚
最後は観音堂の内部拝観。
ここも長らく内部非公開で、内部に祀られている本尊の千手観音菩薩立像とは五色の紐を結び、その紐を握って祈る状態だったのですが、6年に及んだ観音堂の保存修理事業の完了を記念し、373年ぶりに内部公開となりました。
千手観音菩薩立像、二十八部衆立像など全三十三体の仏像は観音堂修理中の2018年に東京国立博物館の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」に出張していましたね。
私も見に行ったので、三十三体の仏像を拝観するのは二度目ですが、今回の観音堂内部のお目当てはもう一つありました。
それは須弥壇の裏側に描かれた障壁画。
「新美の巨人たち」で見てから、一度実物見てみたいな、と思っていたのです。
(余談ですが、後日録画していた「新美の巨人たち」を見返してみたら、今回案内してくれた僧侶の大石さんが出演していてビックリしました(;´∀`))
念願叶って大満足ではありましたが、ツアー終了時間=仁和寺拝観時間終了時間だったので、御朱印を戴いたり、まだ見ていない御殿を見る時間が無かったのだけがちょっと残念
(御朱印は書き置きのを戴く事が出来ましたが、時間があれば持参した御朱印帳に直接戴きたかったーーつД`)・゚゚・*:.。)
ツアー終了後はツアー参加のお土産(海洋堂製の阿弥陀如来坐像フィギュア、仏師江口泰觀さんの作品集、観音堂修復落慶 秋季特別内拝の記念品<御守り、散華、ポストカード>)を頂き、解散。
参加費9800円はほぼお土産代(フィギュア6000円、作品集2000円)+拝観料実費分(観音堂特別内拝1000円、霊宝館500円)ですね。
この日は夜間ライトアップもあったのですが、別途2000円だったので流石にパスしました
観音堂修復落慶 秋季特別内拝は期間延長で、今年2019年12月8日(日)までだそうです。
もうすっかり日も落ちて薄暗くなっています。
そして空には沢山の飛行機雲
出掛けた次の日は仁和寺の裏・成就山の約3kmにわたる山道に点在する御室八十八ヶ所霊場を巡るスタンプラリーイベント「八十八ヶ所ウォーク 」が予定されていたのですが、帰りがけにこんな看板が…Σ(・ω・/)/
(現在はスズメバチの巣は取り除かれたそうです)
宿泊先が京阪五条駅の近くなので、市営バス59系統で四条京阪駅前まで行って京阪電鉄に乗れば楽なのですが、ポケモンGOリサーチタスクのレイドバトルを終わらせたかったので(苦笑)、人が集まりそうな京都駅へ向かう事にしました。
レトロな感じの御室駅舎
京都駅方面へは踏切を渡ったホームで嵐電に乗り、撮影所前駅で降りてJR嵯峨野線に乗り換えるのが早いみたいです。
反対側に来た電車が今度は仁和寺の千手観音菩薩立像デザインでした(;´∀`)
乗り換えのJR太秦駅でレイドバトルに参加して1本電車を見送ってしまった事もあり、京都駅に着いたのは陽もとっぷり落ちた17時50分(;´∀`)
有料イベントのタスク分のレイドバトルをこなしてから宿泊先のホテルへ向かいました。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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仏師の方が仏像の説明をしてくれる貴重な体験と思いきや、声が籠って聞き取りにくいとはちょっと残念でしたね^^;
金堂の屋根の上のおっさん、なんともかわいらしいお姿ですね。
「仁和寺と御室派のみほとけ」展には私も行きましたが、やはり現場で見るのは趣が違うんでしょうね^^
僧侶の方の説明を聞ける機会は、なかなかありませんから良かったですね。
by まゆりん (2019-11-25 01:18)
僧侶の方は説法慣れしているからなのでしょうか、話上手な方が多い様な気がします。
小さいおっさ…黄安仙人も可愛らしいのですが、乗っている亀もきちんと阿吽になっていて可愛いですよね(*´ω`*)
「仁和寺と御室派のみほとけ」展でもだいぶ観音堂の雰囲気は出ていましたが、やはり実際の観音堂の方が厳かな雰囲気でした。
あとみほとけ展ではうっかりカメラ落としてしまって壊した記憶が強く残ってしまって…(;´∀`)(号泣)
by そらそら (2019-11-25 19:05)
やはり僧侶は話術に長けた方が多くて、鈴虫寺とか感心させられた記憶( ̄◇ ̄;)
堤中納言の藤原兼輔が大内山に宇多院を訪ねた際に雲よりも上と詠んでましたが、
この御写真の距離感からすると、仁和寺はメチャ広くないですかヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2019-11-25 19:08)
そうなんですよーー、鈴虫寺は何度行ってもあの説法が面白くって( =①ω①=)
大内山は確か標高220m位でしたか。敷地としては仁和寺ではなく龍安寺が管轄しているのだそうですが、仁和寺境内もなかなか広かったですよ!
数年前、龍安寺を参拝した後に仁和寺見ようかと考えていたのですが、下鴨神社内でどうしても申餅食べたくて、下鴨方面へ抜けたのですが、仁和寺に参拝していたら広くて時間的にタイトになっていたかもしれません。
by そらそら (2019-11-25 19:23)