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XX年前の初一人旅の思い出 [旅行]

先週末は体調崩して何処にも行けなかったので今週末こそは、と思っていたのに、木曜夜に仕事帰ってきてからいきなりの悪寒。
それもシャレにならない位ガタガタするほどの悪寒でみるみる内に39度近い高熱に。同時に酷い吐き気が来てしまい
「まずい…。これはノロはインフルじゃあるまいな…[たらーっ(汗)]」と焦りまくりました(インフル、ここ数年ノーワクチンでしたからね)

結局いつもの胆管炎だった訳ですが、楽しみにしていた週末散策はやっぱり出掛けられず、不調(右季肋部痛み)も抜けず、で割と散々な目に[たらーっ(汗)]
忘れていた年賀状のくじをチェックしてみたら2等賞が当たっていたのがせめてもの幸運でしょうか。
そんなところで運は使わなくてもいいのになぁ…(;´Д`)


調子が悪い時は何をする気もおきないので、体調が安定するまでは大人しく布団で寝ているのですが、寝てばかりも退屈なので普段録りためてあるTV番組を流し見している事が多いです。
TVだと何もしなくても先に進むので完全に受け身状態で楽しめる娯楽なのがベスト(スマホは操作が必要なので無理[たらーっ(汗)]
見るのは大抵「ブラタモリ」か「美の巨人たち」と決まっています。
今週のブラタモリは「別府温泉」でしたが、私が初めて一人旅したのも別府温泉(正確には鉄輪(かんなわ)温泉と由布院)でした。


あれはバブルはじけてまだ間もない頃、当時宮崎に住んでいる従姉が結婚式をあげることになったのですが、両親の仕事の都合がつかず代わりに私が代表して出席することに。
折角宮崎まで行くのだから式が終わったら1日観光でもして帰ろうと思ったのですが、宮崎は子供の頃何度か行っているし、少し足を伸ばして温泉に行くのもいいかなぁと思った訳です。
で、女性に人気があるという由布院で宿泊先を探してみたのですが「女1人で予約」というと全て断られてしまい、ならば別府温泉ではどうだ!と探してみてもそこも全滅。
今なら女性一人旅でもOKなところは多いですが、当時は旅館=女性1人お断りのところがほぼ100%だったんじゃないかと[たらーっ(汗)]

観光は無理かと諦めかけたのですが「そうだ、ビジネスホテルなら女性1人でもOKな筈」とJR大分駅傍の大分パルコ上にあった大分第一ホテルのシングルを電話予約してみると案の定OK。
ちょっと離れているのですが別府と由布院へはそこから電車で移動して廻る事にしました。


従姉の結婚式の前後は伯母宅に泊めてもらい、式の次の日朝早くに伯母宅を出発。
延岡→大分駅まで特急(多分にちりん)で約2時間。
一旦荷物を駅のロッカーに預け(←旅慣れていないのでチェックイン前に荷物を預かってもらえるとか知らなかった)普通列車で1時間かけてまずは由布院駅へ。

由布院や別府で日帰り温泉とかあるのかもしれない、と思ったのですが、当時はまだネット環境もロクに整っていない時代。
当時は確かMacのPerforma575を持っていたと思うのですが、まだネット環境に接続していなかったか、若しくはネット接続が従量制だったので十分な時間をかけて下調べ出来る訳でなく、ただひたすら観光ガイドブックだけが頼り。
そしてそのガイドブックには日帰りOKかなどの情報などは載っていなかったので、運良く現地で見掛けたら入ろうかな、と考えていました。
(で、結論から言うと当時の別府でも由布院でも「手ぶらで日帰り温泉も大丈夫」なところは見つけられず、ようやく見つけた公共温泉は金鱗湖のほとりにあった混浴の「下ん湯」(したんゆ)だけだったので温泉は諦めた訳なんですが(;´∀`)[たらーっ(汗)]



由布院は今では美術館や小洒落たカフェなどが出来ていて女性に大人気の温泉地ですが、当時はただただレトロな温泉街という感じ。
バブルショックからまだ立ち直っていない頃だったので、週末だと言うのに観光客も殆どいない状態でした。
お金も時間もそれほど余裕がなかったので、走り去る観光馬車を横目に金鱗湖辺りまでぶらぶら歩いて散策し湯布院民芸村を見たくらい。でも透き通る様な金鱗湖の水の綺麗さが今でも印象に残っています。


次の日は大分から1駅先の別府駅からバスに乗り別府温泉地獄巡りへ。
共通観覧券を購入するとお得に地獄巡りできるとのことで購入して見て回りました。
確か海地獄、山地獄、血の池地獄、龍巻地獄、鬼山地獄、白池地獄、かまど地獄を見た筈(かまど地獄だけがどうも記憶に無いのですが…)
鬼山地獄の近くに「別府民族資料館」なるものがあったのでここも見てみようかと思い、館前まで行ってみたのですが、入口まで来るともう露骨に普通の民族資料館でないオーラが漂っていたので慌てて踵を返してパス(;´∀`)
…民族資料館とは言えな…いや、ある意味全く違うとも言い切れないのでしょうが、危うく騙されるとこだった(苦笑)
そんな訳で別府の思い出は 入れなかった民族資料館と、温泉で打たせ湯状態になっている鬼山地獄のワニ達、白池地獄で触ったピラルクの鱗の堅さ、山地獄で飼われていたアフリカ象を見ていた時に頭上を飛んでいたカラスが何故か「オハヨー!オハヨー!」と喋りながら飛んでいた事、などカオスなものしか…[たらーっ(汗)]


ところで最近の別府地獄巡りの公式サイトを見ると「鬼石坊主地獄」なるものが載っていますが、当時この地獄は閉鎖中だったので私は見ていません。
あと「山地獄」が抜けてしまっていますが、これはどうも去年の初夏(6月か7月頃?)に山地獄が別府地獄組合から脱退してしまったためのようです(閉鎖した訳ではないようなのですが、共通観覧券では見る事が出来ず別料金となる模様)
当時の別府温泉は由布院以上に閑散としたB級感漂いまくりの温泉街でしたが、公式サイトやブラタモリで見た地獄めぐりはすっかり小綺麗に整備された観光地になっていました。
当時はねぇ、足湯なんて洒落た設備は無かったのですよ。
その代わり今では大分第一ホテルと大分パルコ、別府民族資料館(苦笑)が無くなってしまいましたが[たらーっ(汗)]


因みにこの時入れなかった別府温泉と由布院温泉ですが、数年後に雉猫さんと一緒に旅行に出掛け無事にリベンジ入湯を果たす事が出来たのでした。
今は温泉に入りたくなると海地獄温泉の成分が溶け込んだ入浴剤「マグマオンセン」を風呂に入れて入っています(;´∀`)



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