平野神社は桜の博物館&パワースポット [旅行]
早いもんで京都から帰ってきて既に1週間経ってしまいました。
既に桜も散り桜。昨日は日中の最高気温が初の夏日になったそうですし、季節は早くも春から初夏へと移りつつあるようです。
さて先週末の京都旅行の続き。
初日(7日)は嵐電で嵐山方面だったので、天龍寺の後は嵐電沿線近辺で桜を見れる場所を幾つか考えていました。
本当は仁和寺に御室桜を見に行きたかったのですが、御室桜は遅咲きなので行った時はまだ蕾、との情報だったので諦め(この週末が見頃のようです。1週間早かったかな)
龍安寺石庭に1本だけある枝垂れ桜も趣があって良かったのですが、昨年5月に行った時に気になっていたこの枝垂れ桜。残念ながらやはり枯れてしまっていた様で、新しい枝垂れ桜に植え替えられたとの事。
(新しい枝垂れ桜は14日の時点で少しずつ咲き始めているようですので、先週はまだ蕾だったみたいですね)
ならば「京都 桜」で検索するとやたらヒットしてくる「平野神社」に行ってみようかな。
場所を調べてみると嵐電(京福電鉄)の北野白梅町駅から歩いて10分程で行ける様です。
北野白梅町駅へは途中の「帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅」で北野線に乗り換え終点まで。
嵐山駅から北野白梅町駅までは乗り換え時間や駅での待ち合わせ時間(単線だから)を含んでなんだかんだで30分はかかります。
北野線では鳴滝駅と宇多野駅間に桜のトンネルがあり、行った時はちょうど桜満開。夜はライトアップされる日になっていました。
(横からなのであんまりトンネルな感じがしないですが、最前から見るとちょっと凄いです。もっともあっという間に過ぎてしまいますが)
嵐電内もお花見仕様に。
写真多めなので続きは↓から。
北野白梅町駅の改札を出て北方向へまっすぐ歩いて行くと、やがて右手側にお目当ての平野神社が見えてきます。
駅からは歩いて10分弱くらいなのですが、たまに目眩がしたりしてどうも体調が釈然とせず、のろのろ歩いていたら15分くらいかかってしまいました。
鳥居をくぐると屋台の海。
その奥は観桜期だけ開かれる桜茶屋が軒を連ねていました。
平日の昼間だったので花見酒をしている人たちはまだいませんでしたが、物静かに桜を愛でる、という感じではなさそう…(;´∀`)
茶屋を抜けた先は桜苑がありました。無料で開放されている観桜ゾーンみたいです。桜だけでなく季節の花々も楽しめるエリアになっていました。
本殿入口前の魁(さきがけ)桜
この桜は平野神社発祥の早咲き枝垂れ桜で、この桜が咲き始めると京都の花見が始まる、と言われているそう。
今年は遅めの開花みたいでしたが、例年だと3月末頃には満開になっているみたいです。
結構樹齢を重ねた桜らしく、幹の部分は一部傷んで治療された跡が。
龍安寺の枝垂桜は残念でしたが、魁桜は末永く綺麗な桜を咲かせて欲しいものだと思いました。
魁桜の横の神門から境内へ。
拝殿。
桜の時期の週末は午後2時と7時の1日2回、ここでコンサートが行われるみたいで、横の社務所から練習をしている音が聞こえました。
本殿
本殿前には左近の桜・右近の橘が植えられていました。
橘は実を沢山付けている状態でしたが
桜はまだまだ蕾。
左近桜の近くには八重の枝垂れ桜が3分咲といった感じ
例年なら見頃だったんでしょうけれどちょっと残念
でも例年通りの開花状況なら魁桜はもう散っていた筈なので、魁桜が満開なのを見れただけでラッキーと思っておかないと。
拝殿横には楠の巨木があります。
この楠、樹齢400年とも500年とも言われるもので、平野神社のご神木になっています。
左手でこの楠の幹に触りながら左方向にぐるりと一周廻ると「鬼門、厄除け、源気成就」のご利益を授かることができるそうです。
そして楠の前にはもう1つのパワースポット「すえひろがね」があります。
ご神木の楠の周りを廻った後ですえひろがねを触ると新しいパワーを貰えるとかなんとか。
この霊石は餅鉄(べいてつ)と呼ばれる鉄を多く含有する鉱石なのですが、このすえひろがねは重さ200kgもある日本最大級の餅鉄なのだそうです。
もともとここにあった霊石ではなく、何故か岩手地方から平野神社へ運ばれたもの。
約70%が鉄分なので磁石を近づけるとしっかりくっ付くのですが、このすえひろがねに因んだ磁石入りの珍しいお守りを平野神社で授与していただくことができます。
平野神社の「授かる守」(初穂料800円也)
しっかりすえひろがねにピタッとくっつけて霊石パワーを分けてもらってきました。
でも磁石が入っているので、バッグなどに入れておけないのが難点です(スマホや磁気カードがやられてしまいますからね…)
キャビネットの鍵穴にお祀りして、たまに触れてすえひろがねパワー補給(笑)
平野神社では他にも「幸さくら」(初穂料2000円也)を戴いてきました。
初穂料が結構お高めだったので悩んだのですが、ローズクォーツ製の桜で私的にツボだったのでつい…(;´∀`)
何だか文鎮にでもしてしまいたくなりますが、ちゃんとお守りです。「両手で包む様にして御祈願ください」とのこと(割と最近授与され始めたお守りなんでしょうか。「平野神社 授かる守」で検索すると結構ヒットするのですが、「平野神社 幸さくら」で検索しても全くヒットせず)
ところで平野神社は「桜の博物館」とも評される程、色々な種類の桜を見る事が出来る場所です。
寛和元年(985年)に花山天皇が自らの手で桜を植えたのに始まり桜の名所となった平野神社。江戸時代にも「平野の夜桜」と呼ばれ、夜桜見物で賑わったそうで。
珍しい桜も沢山植えられているのですが雨上がりで足下が悪い上、体調も微妙に降下気味だったのでそれほどうろちょろ廻れず、桜の珍種十品種の内2品種くらいしか見た記憶が…(まだ咲いていなかった品種もあったんでしょうが)
境内内の末社「出世導引稲荷社」「猿田彦神社」への参道にも綺麗な桜が咲いていました。
出世導引稲荷社
祈願すると出世できるそうですよ。
出世しなくてもいいので定年まできっちり勤め上げられる様に祈願してきました(苦笑)
猿田彦神社
こちらは知恵と子守りの神「猿田彦神」を祀っています。
猿の縫いぐるみを供えて祈願すると霊験あらたかであるとか。
お参りを済ませた後に御朱印を頂き、桜苑をふらふら見ながら小一時間程。
お昼時間はとっくに廻って既に1時半頃。少し遅めの昼ご飯でも食べようかと思いましたが、相変わらず食欲が涌かないので、平野神社近くのフルーツパーラー「クリケット」で三宝柑ゼリーだけ食べ、次の目的地へ移動しました。
既に桜も散り桜。昨日は日中の最高気温が初の夏日になったそうですし、季節は早くも春から初夏へと移りつつあるようです。
さて先週末の京都旅行の続き。
初日(7日)は嵐電で嵐山方面だったので、天龍寺の後は嵐電沿線近辺で桜を見れる場所を幾つか考えていました。
本当は仁和寺に御室桜を見に行きたかったのですが、御室桜は遅咲きなので行った時はまだ蕾、との情報だったので諦め(この週末が見頃のようです。1週間早かったかな)
龍安寺石庭に1本だけある枝垂れ桜も趣があって良かったのですが、昨年5月に行った時に気になっていたこの枝垂れ桜。残念ながらやはり枯れてしまっていた様で、新しい枝垂れ桜に植え替えられたとの事。
(新しい枝垂れ桜は14日の時点で少しずつ咲き始めているようですので、先週はまだ蕾だったみたいですね)
ならば「京都 桜」で検索するとやたらヒットしてくる「平野神社」に行ってみようかな。
場所を調べてみると嵐電(京福電鉄)の北野白梅町駅から歩いて10分程で行ける様です。
北野白梅町駅へは途中の「帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅」で北野線に乗り換え終点まで。
嵐山駅から北野白梅町駅までは乗り換え時間や駅での待ち合わせ時間(単線だから)を含んでなんだかんだで30分はかかります。
北野線では鳴滝駅と宇多野駅間に桜のトンネルがあり、行った時はちょうど桜満開。夜はライトアップされる日になっていました。
(横からなのであんまりトンネルな感じがしないですが、最前から見るとちょっと凄いです。もっともあっという間に過ぎてしまいますが)
嵐電内もお花見仕様に。
写真多めなので続きは↓から。
北野白梅町駅の改札を出て北方向へまっすぐ歩いて行くと、やがて右手側にお目当ての平野神社が見えてきます。
駅からは歩いて10分弱くらいなのですが、たまに目眩がしたりしてどうも体調が釈然とせず、のろのろ歩いていたら15分くらいかかってしまいました。
鳥居をくぐると屋台の海。
その奥は観桜期だけ開かれる桜茶屋が軒を連ねていました。
平日の昼間だったので花見酒をしている人たちはまだいませんでしたが、物静かに桜を愛でる、という感じではなさそう…(;´∀`)
茶屋を抜けた先は桜苑がありました。無料で開放されている観桜ゾーンみたいです。桜だけでなく季節の花々も楽しめるエリアになっていました。
本殿入口前の魁(さきがけ)桜
この桜は平野神社発祥の早咲き枝垂れ桜で、この桜が咲き始めると京都の花見が始まる、と言われているそう。
今年は遅めの開花みたいでしたが、例年だと3月末頃には満開になっているみたいです。
結構樹齢を重ねた桜らしく、幹の部分は一部傷んで治療された跡が。
龍安寺の枝垂桜は残念でしたが、魁桜は末永く綺麗な桜を咲かせて欲しいものだと思いました。
魁桜の横の神門から境内へ。
拝殿。
桜の時期の週末は午後2時と7時の1日2回、ここでコンサートが行われるみたいで、横の社務所から練習をしている音が聞こえました。
本殿
本殿前には左近の桜・右近の橘が植えられていました。
橘は実を沢山付けている状態でしたが
桜はまだまだ蕾。
左近桜の近くには八重の枝垂れ桜が3分咲といった感じ
例年なら見頃だったんでしょうけれどちょっと残念
でも例年通りの開花状況なら魁桜はもう散っていた筈なので、魁桜が満開なのを見れただけでラッキーと思っておかないと。
拝殿横には楠の巨木があります。
この楠、樹齢400年とも500年とも言われるもので、平野神社のご神木になっています。
左手でこの楠の幹に触りながら左方向にぐるりと一周廻ると「鬼門、厄除け、源気成就」のご利益を授かることができるそうです。
そして楠の前にはもう1つのパワースポット「すえひろがね」があります。
ご神木の楠の周りを廻った後ですえひろがねを触ると新しいパワーを貰えるとかなんとか。
この霊石は餅鉄(べいてつ)と呼ばれる鉄を多く含有する鉱石なのですが、このすえひろがねは重さ200kgもある日本最大級の餅鉄なのだそうです。
もともとここにあった霊石ではなく、何故か岩手地方から平野神社へ運ばれたもの。
約70%が鉄分なので磁石を近づけるとしっかりくっ付くのですが、このすえひろがねに因んだ磁石入りの珍しいお守りを平野神社で授与していただくことができます。
平野神社の「授かる守」(初穂料800円也)
しっかりすえひろがねにピタッとくっつけて霊石パワーを分けてもらってきました。
でも磁石が入っているので、バッグなどに入れておけないのが難点です(スマホや磁気カードがやられてしまいますからね…)
キャビネットの鍵穴にお祀りして、たまに触れてすえひろがねパワー補給(笑)
平野神社では他にも「幸さくら」(初穂料2000円也)を戴いてきました。
初穂料が結構お高めだったので悩んだのですが、ローズクォーツ製の桜で私的にツボだったのでつい…(;´∀`)
何だか文鎮にでもしてしまいたくなりますが、ちゃんとお守りです。「両手で包む様にして御祈願ください」とのこと(割と最近授与され始めたお守りなんでしょうか。「平野神社 授かる守」で検索すると結構ヒットするのですが、「平野神社 幸さくら」で検索しても全くヒットせず)
ところで平野神社は「桜の博物館」とも評される程、色々な種類の桜を見る事が出来る場所です。
寛和元年(985年)に花山天皇が自らの手で桜を植えたのに始まり桜の名所となった平野神社。江戸時代にも「平野の夜桜」と呼ばれ、夜桜見物で賑わったそうで。
珍しい桜も沢山植えられているのですが雨上がりで足下が悪い上、体調も微妙に降下気味だったのでそれほどうろちょろ廻れず、桜の珍種十品種の内2品種くらいしか見た記憶が…(まだ咲いていなかった品種もあったんでしょうが)
境内内の末社「出世導引稲荷社」「猿田彦神社」への参道にも綺麗な桜が咲いていました。
出世導引稲荷社
祈願すると出世できるそうですよ。
出世しなくてもいいので定年まできっちり勤め上げられる様に祈願してきました(苦笑)
猿田彦神社
こちらは知恵と子守りの神「猿田彦神」を祀っています。
猿の縫いぐるみを供えて祈願すると霊験あらたかであるとか。
お参りを済ませた後に御朱印を頂き、桜苑をふらふら見ながら小一時間程。
お昼時間はとっくに廻って既に1時半頃。少し遅めの昼ご飯でも食べようかと思いましたが、相変わらず食欲が涌かないので、平野神社近くのフルーツパーラー「クリケット」で三宝柑ゼリーだけ食べ、次の目的地へ移動しました。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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