宮ノ下富士屋ホテル【花御殿】は富士屋ホテル黄金期の建物ですよ [旅行]
ホテル内でのショップでも販売していて気になったものの、その時は買って来なかった「箱根 宮ノ下 富士屋ホテル 伝統のレシピ」なる本。
やはり気になってAmazonで購入したのですが、書かれたレシピ見て思いました。
「…これ、絶対素人には作れんヤツばかりや…(;´Д`)」
例えばビーフカレーのレシピ。
水ではなくブイヨンを使うのですが、そのブイヨンを作る為のレシピはコンソメスープのレシピページに更に載っており「牛すね骨1.8kg」とか「鶏ガラ500g」とかプロの本気が炸裂しているのです。
サラダのレシピ1つ取ってみてもやたら凝った作り方になっておりまして、まぁあのお値段になっても仕方ないのかなぁ、という手間のかかったレシピばかりでした(;´∀`)
館内の歴史コラムなどもちょこちょこ載っているので読み物としても結構面白いかと思います。
改めて今回の宿泊先「花御殿」
1936年(昭和11年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】
富士屋ホテルの黄金期に建てられた建物ですね。
設計は三代目社長の山口正造自身によるもので(施工:河原徳次郎)富士屋ホテルの建築物の中でも一番華やかな出来になっています。
食堂棟は1階部分だけが鉄筋でしたが、花御殿は全て鉄筋コンクリートで木造風の意匠を施した造り。
1、2階(表記はB2FとB1Fになっています)部分は校倉造り風。客室のある上層部分には高欄付きバルコニーが設けられています(バルコニー部には出られないのですけれど)。
屋根が唐破風と千鳥破風の合わせ技になっているのは食堂棟と同じですね。
玄関部分
やっぱり(非常時以外には)開かない仕様の玄関。
鏝絵による意匠が素晴らしい…
玄関部分から見上げて1枚
宿泊した159号室「ちょうじ」の部屋は反対側になるので、こちらからは見えません。
続きは ↓ からどうぞ
花御殿内はチャペルや資料展示室、大浴場(と言っても数人入れば一杯になる程度ですが)、温水プールなどの施設があり、宿泊者でなくても資料展示室やチャペルなどは見学する事が出来ます。
見学の際は本館玄関から入ってクローク前を左方向へ進めばすぐに花御殿なのですが、行った時はまだ館内の繋がりがいまいち頭に入っていなかったので、本館1F→西洋館→花御殿と長い通路を延々と抜けてから見学していました(;´∀`)
(↑の写真は花御殿側から西洋館側を撮影しています)
でもこの宿泊者だけが通れる通路には見所も多いのです。
花御殿へ通じる通路付近の窓から見える庭園。
館内にはかつて外国人専用ホテルであった事を示すような表記もちらほら
花御殿竣工時(1936年)に使われていた初代ルームキーも展示されています。
今のルームキーよりも二周りくらい大きなもので、館内でこのキーホルダーを持って歩く=花御殿に宿泊しているよ、というステータスアイテムになっていたそうです。
写真には撮ってきませんでしたが2代目のルームキーはフロントに、2013年まで使われていた3代目のルームキーはグリル「ウィステリア」に飾られています。
富士屋ホテルに宿泊した事がある著名人の写真展示も多々。
チャーリー・チャップリン、ジョン・レノン、ヘレン・ケラー、マッカーサー夫人、アイゼンハワー。
ミニの女王ツイギーやアームストロング船長、サッチャー元首相、アインシュタイン博士なんて方達のサインまで。
こんな古い写真も飾られていました。
人力車鉄道…、去年鉄道博物館で見て来たヤツだ。
大正時代のクリスマス&ニューイヤーズパーティの写真なども
会場は舞踊場(改修される前のカスケードルーム)でしょうか。
(※舞踊場が出来る以前の写真もあるので、別の場所かもしれませんが)
室内温泉プール
宿泊者は無料で使用する事が出来ます。水着等のレンタルはないので持ち込みしなければ泳げませんが。
行った時には誰も使っていなかったので、中を見学してくれば良かったかも。
プール内にも凄いレリーフ画が飾られているらしいのですよ。
「野馬追」小倉右一郎 作 昭和10年(1935年)
ブライダルサロン近くにあるレリーフ画。
比較的近年に修復されています。元からこんなパステルカラー仕様だったのかは不明ですが。
チャペル
竣工当時は舞踊室(ボールルーム)で、その後リクリエーションルームに改修され、現在はチャペルとなっています。
ここの中も使用されていなければ内部も見学可能の様でしたが、何処まで見ていいのか判らなかったので入口だけ見学。
中にはクラシカルなディスクオルゴールとかがありました。
今度行く機会があればここも絶対リベンジ見学ーー(;´Д`)
ブライダルサロンからB2F(実質上は1階に相当)に降りる階段にはこんな兎と亀の木彫が。
スマホで撮ったのでちょっとピンぼけ
他にもいろいろとレトロなものがあったのですが、あちこち撮影し損ねました…
やはり気になってAmazonで購入したのですが、書かれたレシピ見て思いました。
「…これ、絶対素人には作れんヤツばかりや…(;´Д`)」
例えばビーフカレーのレシピ。
水ではなくブイヨンを使うのですが、そのブイヨンを作る為のレシピはコンソメスープのレシピページに更に載っており「牛すね骨1.8kg」とか「鶏ガラ500g」とかプロの本気が炸裂しているのです。
サラダのレシピ1つ取ってみてもやたら凝った作り方になっておりまして、まぁあのお値段になっても仕方ないのかなぁ、という手間のかかったレシピばかりでした(;´∀`)
館内の歴史コラムなどもちょこちょこ載っているので読み物としても結構面白いかと思います。
改めて今回の宿泊先「花御殿」
1936年(昭和11年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】
富士屋ホテルの黄金期に建てられた建物ですね。
設計は三代目社長の山口正造自身によるもので(施工:河原徳次郎)富士屋ホテルの建築物の中でも一番華やかな出来になっています。
食堂棟は1階部分だけが鉄筋でしたが、花御殿は全て鉄筋コンクリートで木造風の意匠を施した造り。
1、2階(表記はB2FとB1Fになっています)部分は校倉造り風。客室のある上層部分には高欄付きバルコニーが設けられています(バルコニー部には出られないのですけれど)。
屋根が唐破風と千鳥破風の合わせ技になっているのは食堂棟と同じですね。
玄関部分
やっぱり(非常時以外には)開かない仕様の玄関。
鏝絵による意匠が素晴らしい…
玄関部分から見上げて1枚
宿泊した159号室「ちょうじ」の部屋は反対側になるので、こちらからは見えません。
続きは ↓ からどうぞ
花御殿内はチャペルや資料展示室、大浴場(と言っても数人入れば一杯になる程度ですが)、温水プールなどの施設があり、宿泊者でなくても資料展示室やチャペルなどは見学する事が出来ます。
見学の際は本館玄関から入ってクローク前を左方向へ進めばすぐに花御殿なのですが、行った時はまだ館内の繋がりがいまいち頭に入っていなかったので、本館1F→西洋館→花御殿と長い通路を延々と抜けてから見学していました(;´∀`)
(↑の写真は花御殿側から西洋館側を撮影しています)
でもこの宿泊者だけが通れる通路には見所も多いのです。
花御殿へ通じる通路付近の窓から見える庭園。
館内にはかつて外国人専用ホテルであった事を示すような表記もちらほら
花御殿竣工時(1936年)に使われていた初代ルームキーも展示されています。
今のルームキーよりも二周りくらい大きなもので、館内でこのキーホルダーを持って歩く=花御殿に宿泊しているよ、というステータスアイテムになっていたそうです。
写真には撮ってきませんでしたが2代目のルームキーはフロントに、2013年まで使われていた3代目のルームキーはグリル「ウィステリア」に飾られています。
富士屋ホテルに宿泊した事がある著名人の写真展示も多々。
チャーリー・チャップリン、ジョン・レノン、ヘレン・ケラー、マッカーサー夫人、アイゼンハワー。
ミニの女王ツイギーやアームストロング船長、サッチャー元首相、アインシュタイン博士なんて方達のサインまで。
こんな古い写真も飾られていました。
人力車鉄道…、去年鉄道博物館で見て来たヤツだ。
大正時代のクリスマス&ニューイヤーズパーティの写真なども
会場は舞踊場(改修される前のカスケードルーム)でしょうか。
(※舞踊場が出来る以前の写真もあるので、別の場所かもしれませんが)
室内温泉プール
宿泊者は無料で使用する事が出来ます。水着等のレンタルはないので持ち込みしなければ泳げませんが。
行った時には誰も使っていなかったので、中を見学してくれば良かったかも。
プール内にも凄いレリーフ画が飾られているらしいのですよ。
「野馬追」小倉右一郎 作 昭和10年(1935年)
ブライダルサロン近くにあるレリーフ画。
比較的近年に修復されています。元からこんなパステルカラー仕様だったのかは不明ですが。
チャペル
竣工当時は舞踊室(ボールルーム)で、その後リクリエーションルームに改修され、現在はチャペルとなっています。
ここの中も使用されていなければ内部も見学可能の様でしたが、何処まで見ていいのか判らなかったので入口だけ見学。
中にはクラシカルなディスクオルゴールとかがありました。
今度行く機会があればここも絶対リベンジ見学ーー(;´Д`)
ブライダルサロンからB2F(実質上は1階に相当)に降りる階段にはこんな兎と亀の木彫が。
スマホで撮ったのでちょっとピンぼけ
他にもいろいろとレトロなものがあったのですが、あちこち撮影し損ねました…
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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