方向性が間違っていた京都国立博物館の新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」 [博物館]
今週は出張先で大雪に見舞われた月曜からスタートした極寒の1週間でした…orz
早めに出張先を出て帰ってきたのでどうにか電車も動いていたのですが、定時までいたら帰ってくるのが難しかったかも知れません。
寒さのピークは過ぎた様ですが、今朝の最低気温は氷点下7度とか
関東南部ではあり得ない寒さです(>_<)
正月明けに出掛けた京都も十分寒かったのですが、今回の寒波を味わった後だとまだまだチョロイ寒さだったんだな、と…(苦笑)
建仁寺を出た後は東大路通りへ出て東山安井バス停へ。
京都駅方面行きのバスに乗り込んで、今回の旅行の第一目的だった京都国立博物館(キョーハク)を目指します。
東大路通り付近の見所(清水寺、高台寺、建仁寺などなど)に行くには電車ではちょっと不便なところにあるため市バスに頼るしか無いのですが、そのせいか常にバスが混雑しているのが難点です。
キョーハクは電車なら京阪電車の七条駅から割とすぐなのですが、京阪電車が1日観光券には対応していないので別料金になってしまう&京阪電車は京都駅には止まらないため、東福寺駅でJRに乗り換えて京都駅に戻るしかない、と非常に使い勝手が悪い(;´Д`)
どうしたってバスで行く事になってしまうのです。
16時45分にキョーハク着
いつもならそろそろ閉館の時間ですが、金曜と土曜の夜は20時まで(入場は19時半まで)開館しているので慌てる必要なし。
お目当ての新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」もゆっくり見る事が出来そうです。
京都でいぬづくしだなんて楽しみだなぁ…(*´ω`*) 伊藤若冲や円山応挙、竹内栖鳳作品とか一杯ありそう…
(※)新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」は1月21日(日)で終了しています。
続きは ↓ から。
館内へ入るといきなり博物館職員がすっ飛んできました。
「お客様、お手荷物はロッカーに預けてご観覧ください」
…いや、言われなくともそのつもりでしたよ(;´Д`)
細見美術館で買ったマグカップとかでトートバッグの他に手荷物が1つ増えてしまっていましたしね。
それにしても大荷物のまま展示室へ入ろうとして注意されるならまだ解るのですが、館内に入った途端に「手荷物、ロッカーに預けて」は無いんじゃないかと
(因みにトーハクでは手荷物持って入っても「ロッカーに預けて」なんて注意受けた事一度もありませんし、入館後は会釈で迎えていただけます)
入館後に職員から監視されている感がヒシヒシ伝わってくるのも相変わらず
昨年夏に行った時は多少はマシになっていたようだったのですが、またしても居心地悪い博物館に逆戻りです
ゆっくり見るつもりだったけれど、お目当ての企画展だけ見てとっとと帰るか…。どうせキョーハクは館内の撮影も出来ないしね。
企画展会場は2階だったので、仏像展示エリアをチラ見しながら階上へ。
(仏像エリアだけは素晴らしいと思うのですが、やはりあちこちに職員がいて見張られている感が強くて落ち着いて鑑賞できないのです)
新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」は2室に分かれて展示されていたのですが…その割に展示数少な…
「いぬづくし」と銘打つからには看板に出ていた様な犬メインの作品ばかりかと思っていたのですが、1室は殆どが絵巻物展示で犬が出ているのはちょこっとだけ
しかもこんな作品まで展示されています。
「犬追物図屏風」
犬追物(いぬおうもの)=競技場として40間四方の平坦なスペースを準備し、そこを「馬場」とする。その馬場に36騎の騎手、2騎の検分者、2騎の喚次、150匹の犬を投入し、所定の時間内に騎手が何匹犬を射たかで争う。
干支を愛でる新春特別展示じゃなかったんかぁーーー
2室の展示は若干まともで、看板にもあった国井応文・望月玉泉筆「花卉鳥獣図」とか
「土佐人形 犬」
その他にも長沢芦雪「狗子図」など、ほっこりできる作品はあるにはあったのですが、全部で16作品とか如何せん展示数が少な過ぎ…つД`)・゚゚・*:.。
いや、キョーハクさぁ、わざわざ見に来たんだから出し惜しみしないでよぅ。
他にも「萩に狗子図」吉村孝敬 とか
「芭蕉狗児図」森寛齋 とか持ってたよね
ここで出し惜しみしていつ展示すべきと言うのか…つД`)・゚゚・*:.。
ガックリしながら1階に降りると珍しく「撮影OK」の作品が展示されていました。
まぁ、これ、高精細複製品だしね
でも撮影OKな筈なのに、やはりチラチラと職員の監視感が強いのにうんざりして、さっさと数枚撮って引き上げてきました。
今回の滞在時間は45分弱でした(;´Д`)
(入場口入ってから出るまで。トイレ行ったり、荷物預けたり、ショップ見たりした時間も含めてなので観覧した時間は20分程です)
トーハクのパスポートで入館出来た事だけは幸いだったかもしれません(;´Д`)
後日、絶対にトーハクの特集展示「博物館に初もうで 犬と迎える新年」を見て、キョーハクでモヤった気分を晴らしてやろうと誓いつつ、宿泊先へ向かったのでした
(…そして博物館前のバス停から京都駅までがまた混雑しまくり)
早めに出張先を出て帰ってきたのでどうにか電車も動いていたのですが、定時までいたら帰ってくるのが難しかったかも知れません。
寒さのピークは過ぎた様ですが、今朝の最低気温は氷点下7度とか
関東南部ではあり得ない寒さです(>_<)
正月明けに出掛けた京都も十分寒かったのですが、今回の寒波を味わった後だとまだまだチョロイ寒さだったんだな、と…(苦笑)
建仁寺を出た後は東大路通りへ出て東山安井バス停へ。
京都駅方面行きのバスに乗り込んで、今回の旅行の第一目的だった京都国立博物館(キョーハク)を目指します。
東大路通り付近の見所(清水寺、高台寺、建仁寺などなど)に行くには電車ではちょっと不便なところにあるため市バスに頼るしか無いのですが、そのせいか常にバスが混雑しているのが難点です。
キョーハクは電車なら京阪電車の七条駅から割とすぐなのですが、京阪電車が1日観光券には対応していないので別料金になってしまう&京阪電車は京都駅には止まらないため、東福寺駅でJRに乗り換えて京都駅に戻るしかない、と非常に使い勝手が悪い(;´Д`)
どうしたってバスで行く事になってしまうのです。
16時45分にキョーハク着
いつもならそろそろ閉館の時間ですが、金曜と土曜の夜は20時まで(入場は19時半まで)開館しているので慌てる必要なし。
お目当ての新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」もゆっくり見る事が出来そうです。
京都でいぬづくしだなんて楽しみだなぁ…(*´ω`*) 伊藤若冲や円山応挙、竹内栖鳳作品とか一杯ありそう…
(※)新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」は1月21日(日)で終了しています。
続きは ↓ から。
館内へ入るといきなり博物館職員がすっ飛んできました。
「お客様、お手荷物はロッカーに預けてご観覧ください」
…いや、言われなくともそのつもりでしたよ(;´Д`)
細見美術館で買ったマグカップとかでトートバッグの他に手荷物が1つ増えてしまっていましたしね。
それにしても大荷物のまま展示室へ入ろうとして注意されるならまだ解るのですが、館内に入った途端に「手荷物、ロッカーに預けて」は無いんじゃないかと
(因みにトーハクでは手荷物持って入っても「ロッカーに預けて」なんて注意受けた事一度もありませんし、入館後は会釈で迎えていただけます)
入館後に職員から監視されている感がヒシヒシ伝わってくるのも相変わらず
昨年夏に行った時は多少はマシになっていたようだったのですが、またしても居心地悪い博物館に逆戻りです
ゆっくり見るつもりだったけれど、お目当ての企画展だけ見てとっとと帰るか…。どうせキョーハクは館内の撮影も出来ないしね。
企画展会場は2階だったので、仏像展示エリアをチラ見しながら階上へ。
(仏像エリアだけは素晴らしいと思うのですが、やはりあちこちに職員がいて見張られている感が強くて落ち着いて鑑賞できないのです)
新春特集展示「いぬづくし─干支を愛でる─」は2室に分かれて展示されていたのですが…その割に展示数少な…
「いぬづくし」と銘打つからには看板に出ていた様な犬メインの作品ばかりかと思っていたのですが、1室は殆どが絵巻物展示で犬が出ているのはちょこっとだけ
しかもこんな作品まで展示されています。
「犬追物図屏風」
犬追物(いぬおうもの)=競技場として40間四方の平坦なスペースを準備し、そこを「馬場」とする。その馬場に36騎の騎手、2騎の検分者、2騎の喚次、150匹の犬を投入し、所定の時間内に騎手が何匹犬を射たかで争う。
干支を愛でる新春特別展示じゃなかったんかぁーーー
2室の展示は若干まともで、看板にもあった国井応文・望月玉泉筆「花卉鳥獣図」とか
「土佐人形 犬」
その他にも長沢芦雪「狗子図」など、ほっこりできる作品はあるにはあったのですが、全部で16作品とか如何せん展示数が少な過ぎ…つД`)・゚゚・*:.。
いや、キョーハクさぁ、わざわざ見に来たんだから出し惜しみしないでよぅ。
他にも「萩に狗子図」吉村孝敬 とか
「芭蕉狗児図」森寛齋 とか持ってたよね
ここで出し惜しみしていつ展示すべきと言うのか…つД`)・゚゚・*:.。
ガックリしながら1階に降りると珍しく「撮影OK」の作品が展示されていました。
まぁ、これ、高精細複製品だしね
でも撮影OKな筈なのに、やはりチラチラと職員の監視感が強いのにうんざりして、さっさと数枚撮って引き上げてきました。
今回の滞在時間は45分弱でした(;´Д`)
(入場口入ってから出るまで。トイレ行ったり、荷物預けたり、ショップ見たりした時間も含めてなので観覧した時間は20分程です)
トーハクのパスポートで入館出来た事だけは幸いだったかもしれません(;´Д`)
後日、絶対にトーハクの特集展示「博物館に初もうで 犬と迎える新年」を見て、キョーハクでモヤった気分を晴らしてやろうと誓いつつ、宿泊先へ向かったのでした
(…そして博物館前のバス停から京都駅までがまた混雑しまくり)
2018-01-27 23:28
nice!(6)
コメント(2)
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
【注】コメント欄にURLは記載しないで下さい。 スパム防止のため、URLを記載するとコメント記事が消える様になっています。
キョーハク職員からキョーハクされたの巻
or キョーハクでキョーハク職員の威圧で
キョーハク観念にかられたの巻、とか^_^;
by middrinn (2018-01-28 18:41)
上手い!後者に座布団1枚♪(・ω・)/□
国立博物館は東京、京都、奈良、九州と全部で4カ所ありますが、トーハク、キョーハク、ナラハク、キューハク。どうもナラハク以外はしっくり来ないと言うか。
まぁ国立科学博物館を「かはく」と略するよりはちょっとはマシなんでしょかね。
by そらそら (2018-01-29 19:47)