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2018年春 三都旅【春日大社で若宮十五社めぐり】 [旅行]

GW後半も始まりましたが、後半は特に出掛ける用事も無し…( ˘ω˘ )
気が向いたら行き損ねている特別展の某かに行くかも、くらいです。
そして今日でうろちょろ記2周年[ぴかぴか(新しい)]ヽ(・∀・)ノ[ぴかぴか(新しい)]
拙ブログを見て頂いている方々&いつもnice!とコメント頂く方々に感謝を!



奈良旅行記の続きをば。
春日大社に詣でたらやってみたい事がありました。
それがこの「若宮十五社めぐり
十五社1.jpg
春日大社には本社に祀られている四殿の他に、摂社が五社、末社が五十六社あるのですが、その内の十五社を巡拝するというものです。

十五社は比較的近い場所にあるとは言え、全てを廻ろうとすればやはり小一時間近くはかかってしまいます。そのため時間に余裕を持って朝早めに出てきたのですが、若宮十五社の受付をしている「夫婦大國社」へ辿り着くのに無駄足を踏んでしまい、若干の時間ロスをしてしまいました…_(┐「ε:)_[たらーっ(汗)]
(実は若宮神社のすぐ横に夫婦大國社があったのですが、本殿に登ってくる参道の途中に『若宮十五社めぐり』の立て看板があったため、受付は下の方かと勘違いして参道を下って戻ってしまったのでした。しかも立て看板を見落として二之鳥居まで戻り過ぎてしまい再び参道を上まで戻った次第[たらーっ(汗)]


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参道を再び登って「夫婦大國社」へ戻ってきました…(>_<)
御祈願受付用紙に住所氏名を記入し、初穂料1000円と一緒に納めて若宮十五社めぐりの受付を済ませます。
受付すると玉串木札が15枚入ったバッグと十五社の位置が書かれた地図を渡してくれるので、地図に書かれた通りの順番通りに巡って、1枚ずつ玉串木札を奉納しお参りする、という手順。
十五社.jpg

以前は十五社めぐりではなく「福の神十二社めぐり」だったようですが、遥拝所3カ所が追加されて十五社になったみたいです。
それぞれの神社と遥拝所に祀られている神様により御神徳も異なっているので、二礼二拍手一礼でそれぞれの御神徳に合わせて御祈願ください、と言われましたが、何はともあれ家内安全と健康が一番!とそればかり祈願してきました(;´∀`)

十五社めぐりのルートはこんな感じ
wakamiya.jpg


まずは第一番納札社「若宮(わかみや)神社」からスタート
十五社2.jpg
ここは五つある摂社の内の一つです。
社の前まで回廊が作ってあるのですが、手前までは行けないんですよね。回廊の手前側でお参りします。


本殿方向へちょっと戻って第二番納札社「三輪(みわ)神社」
十五社3.jpg
ここは本殿側に逆方向に戻る途中にあるのと、少し小高い位置にあって判りにくいからか、十五社めぐりをする前に詳しい場所の説明をしてくれます。
写真撮ってこなかったと思っていた御合型(おあいがた)燈籠が下側に写っていますね(;´∀`) 火袋部分だけが木製の石燈籠です。


第三番納札社「兵主(ひょうす)神社」(左) と 第四番納札社「南宮(なんぐう)神社」(右)
十五社4.jpg

各神社の前には参拝所があり、ここに十五社めぐりの玉串木札を1枚ずつ納めます。
十五社5.jpg
この日は先に2枚の玉串木札が納められていました。


第五番納札社「広瀬(ひろせ)神社」(左) と 第六番納札社「葛城(かつらぎ)神社」(右)
十五社6.jpg
小高くなっている場所に小さな社が二社並んでいます。足下がだいぶ狭くなっているのでお参りするのもちょっとだけデンジャラス(;´∀`)[あせあせ(飛び散る汗)]


第七番納札社「三十八所(さんじゅうはっしょ)神社」
十五社7.jpg
今までの神社は若宮神社以外、小さな社でしたが、ここは少し大きな社殿です。
御祭神が三柱いらっしゃるのでその分大きな社殿になっているようですね。


第八番納札社「佐良気(さらけ)神社」
十五社8.jpg


第九番納札社「春日明神(かすがみょうじん)遥拝所」
十五社9.jpg
9番目の納札所は神社ではなく遥拝所。
春日大社の境内には幾つかこの様な石が祀られている場所がありましたが、謂れが書かれて囲いがしてあるところもあれば、囲いもされず説明もないため自然石にしか見えないものもありました。
ここも説明と御幣がなければ、ただの自然石と思ってしまったかもしれません。

途中から緩やかな坂になっている参道をてくてく進みます。
十五社10.jpg
本殿はそこそこ参拝者が多かったのですが、十五社の方は他の参拝者とすれ違う事も少なく清々しい気分でお参りする事ができます。


第十番納札社「宗像(むなかた)神社」
十五社11.jpg


第十一番納札社「紀伊(きい)神社」
十五社12.jpg

紀伊神社の横には善女龍王が自らの尾玉を納めたとされる石群「龍王珠石(りゅうおうじゅせき)」がありました。
十五社13.jpg


十五社巡りは「紀伊神社」が一番奥の位置にある神社なので、ここからは元来た参道を引き返します。
「龍王珠石(りゅうおうじゅせき)」のすぐ傍にあるのが 第十二番納札社「伊勢神宮(いせじんぐう)遥拝所」
十五社14.jpg
え?春日大社のお膝元なのに伊勢神宮にお参りする場所なんですか?(`・ω・)


第十三番納札社「元春日 枚岡神社(ひらおかじんじゃ)遥拝所」
十五社15.jpg
十五社16.jpg
遥拝所が続きます。ここの遥拝所は「龍王珠石(りゅうおうじゅせき)」と同じく小さな小石も積まれているのですが、絶対誰かが石を積み足していそうだなーー(;´∀`)

枚岡神社は東大阪市にある神社だそうです。春日大社と同じく本殿が四殿あるのですが、元は天児屋根大神(あめのこやねのみこと)と比売大神(ひめがみ)の二柱の祭神を祀った神社であり、春日大社に枚岡神社から勧請されたので「元春日社」と称される、とのこと。


十五社めぐりも終わりに近づいてきました。
第十四番納札社「金龍(きんりゅう)神社」
十五社17.jpg
十五社18.jpg
社殿は小さいけれど幟旗が沢山あって賑やかです。開運財運をお守りくださる神様、との事なので人気があるのでしょうか…(;´∀`)


第十五番納札社「夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)」
十五社19.jpg
受付をした夫婦大國社でゴールヽ(・∀・)ノ
ここは一見神社には見えないのですが、中に入るときちんと参拝所があります(建物内は撮影出来なかったのですが、ここはしゃもじに祈願を書いて奉納する、というスタイルなので、壁には奉納された沢山のしゃもじが飾られていました

二礼二拍手一礼で最後のお参り(´=ω=)人
玉串木札を入れていたバッグを返却すると十五社めぐりの証として御朱印と小さな夫婦しゃもじと打ち出の小槌が付いた根付けをお下がりとして頂けます。
十五社23.jpg
(御朱印、A4サイズスキャナーに入り切れなくて下側見切れた…(>_<)[あせあせ(飛び散る汗)]


無事に十五社めぐりを終わった頃には喉がカラカラだったので、参道を下ったところにある国宝殿横のカフェで一休み。

ついでにお手洗いを、と思ったのですが、カフェ内にはそれらしい場所が見当たりません(見落としていたのかもしれないけれど[たらーっ(汗)]
外のパブリックなお手洗いでいいか、と入ってみたら、個室の床にトイレットペーパーが大散乱[あせあせ(飛び散る汗)]
どうも隣大国からの観光客の仕業らしく(中国では流せるほど良い紙を使っていないところが多いため、トイレットペーパーを流さずにゴミ箱に入れる習慣がある、と[たらーっ(汗)]
隣大国で溢れている京都でもこんなに汚れたトイレは見た事がなかったのでビックリしてしまいました[たらーっ(汗)]

流石に入る気にならなかったので、予定には無かった春日大社の国宝館に入館。
そこでお手洗い借りましたが、流石に別料金を払って入るところまでは隣大国観光客は来ないらしく、こちらは非常に綺麗なトイレでした(´・ω・)[ダッシュ(走り出すさま)]…良かった

次の日から奈良国立博物館で開催される「国宝 春日大社のすべて」展を見るつもりだったので、国宝館は見なくてもいいかな、と思っていたんだけどねぇ…(苦笑)

でも昨年、東京国立博物館で開催されていた「春日大社 千年の至宝」展で、大混雑の中で見た国宝類がほぼ貸し切り状態でゆっくり見る事が出来たので、それはそれで良かったかな、と。
鼉太鼓(高さ6.5m。複製品だけど実際の神祭で使用されているもの)の展示スペースだけは写真撮影OKでした。
十五社20.jpg
十五社21.jpg
十五社22.jpg


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☆ミルキーウェイ☆

わ~、さすがそらそらさん^^
若宮十五社めぐりをされたのですね^^
私は、先に他を巡ってから春日大社に行ったので、若宮神社・金龍神社・夫婦大國社しかお参りしませんでした^^;
あっ、でも水みくじを引いたりして大吉でした^^
外のお手洗いは、悲惨だったのですね^^;
私も、春日大社の国宝館に入館しておトイレに行ったと記憶しています。
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-05-04 15:42) 

middrinn

ブログ2周年、おめでとうございま~す\(^o^)/
脱力系の笑いを誘いつつ、よく調べられた上での
記事、毎回お疲れサマンサタバサですねm(__)m
今後の更新を、毎回愉しみにしてま~す(^o^)丿
「近年はパワースポット的な若宮十五社めぐりが
人気。」と芸新にありましたから今回も興味深く
拝読拝見(^^) 若宮神社の本殿は本社本殿とほぼ
同じ造りだそうですけど、御写真&御説明から
すると見えないんですかね(-ω-、) 本社本殿の
第四殿の御祭神はヒメガミではなくアマテラス
オオミカミという説があるそうですが、それと
伊勢神宮遥拝所の存在とは関係あるのかしら、
とか色々インスパイアされちゃいました(^_^;)
by middrinn (2018-05-04 16:18) 

そらそら

私は本殿で一刀彫の神鹿おみくじを引いていたので水みくじは引きませんでした。神鹿おみくじは小吉;
実は十五社めぐりの場所を探して戻り過ぎ、参道の一番低い所まで降りてしまった時点で「辞めよかな…(;´∀`)」と一瞬くじけかけたのですが、おみくじの旅行の項目で「行きて吉」とあったので何とか根性出して巡ってまいりました(苦笑)
でも春日大社のお手洗いでは「行きて吉」という気分には慣れない程、悲惨…そして(ペーパーが)飛散状態だったので流石に…(>_<)
by そらそら (2018-05-04 16:27) 

そらそら

脱力系の笑い…(;´∀`) 褒め言葉と取っていいの!? middrinnさん(笑)
私、若宮十五社めぐりは某TV番組で見たんですよね。調べてみたらお下がりで十五社の御朱印が頂けるとの事だったので、頑張って足の筋肉を酷使してまいりましたヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
若宮神社の本殿は1つ前の記事の方がそこそこ写っているかもしれませんが、回廊の先に行けないのでどうしても回廊ごと撮影するしかないんですよね;
大四殿の御祭神は南門前の説明看板にも「比売神様」と記載されていましたが、Wikiの「比売神」では「特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すもの」とありますので、天照大神という説、あるいはそれ以外の女神説もあり得るのかもしれません(Wikiでは『春日大社に祀られる比売神は天児屋命(あめのこやねのみこと)の妻の天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)である』と記載されていましたが)
by そらそら (2018-05-04 16:44) 

middrinn

勿論、褒め言葉です(^_^;) 芸新の「《春日権現験記絵》を読む」(西山厚解説)に
「第四殿にはヒメガミがいらっしゃいますが、一説にはアマテラスオオミカミだとも
言われていて、《験記絵》ではそちらの説が採られています。日本はある時期まで
天皇家と藤原氏によって運営されてきた国ですから、要するにその両方の祖先神が
祀られているすごい神社なんだぞということですね。」の受け売りでした(^_^;)
by middrinn (2018-05-04 20:46) 

そらそら

それでは褒め言葉として有り難く( *´艸`)
天照大神(アマテラスオオミカミ)は天岩戸に隠れた時に、天児屋命(あめのこやねのみこと)の祝詞と天宇受賣命(アメノウズメ)の裸踊りで出て来たんでしたね;二柱の神様たちに接点はあるようです(;´∀`)
by そらそら (2018-05-04 23:10) 

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