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ようやく見て来たパンダのシャンシャン&ねお・かもしか座 [動物園]

11日から15日まで5日間の盆休みです。
…飛び石休状態なので出来れば来週の16、17日と休みを取って9連休にしたかったのですが、休みに入る直前に緊急依頼が入ってしまったので到底無理ーーー(;´∀`)[あせあせ(飛び散る汗)]
なるべくなら仕事はすっきり全部終わらせてから休みに入りたかったんですけれどね(;´Д`)


10日も結局残業になってしまい仕事帰りに何処にも出掛けられなかったので、昨日は夕方から上野動物園へ出掛けてきました。
上野動物園はお盆期間中(8/10~8/16)閉園時間をいつもより3時間繰り下げて夜8時まで開園しています。
パンダのシャンシャンを未だに見ていないので、来年中国に返してしまう前に一度位は見ておきたいと思ったのと、夜間営業期間中に「ねお・かもしか座」という映画館が期間限定で復活するとのことだったので見てみようかと。


上野公園へはちょくちょく出掛けているのですが、動物園に行くのは久しぶりです。
上野1.JPG
表門付近は随分前から改修工事を行っていて、かつてあったパンダ焼きのお店や子供向けの遊具が置いてあったミニ遊園地は跡形もなくなっています。
整備すれば外観は綺麗になるのでしょうが、古き時代の物が無くなっていくのはちょっと寂しいなーー(>_<)


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表門から入ればジャイアントパンダ舎はすぐ近くです。
上野2.JPG
チケットを買って入ると、パンダ見学待ち用に設置された日除けテントの下でまだまだ多くの人が並んでいるのが見えました。
…夕方16時20分の時点で70分待ちですって[あせあせ(飛び散る汗)](;´Д`)うわぁ…[たらーっ(汗)]


昨日は中途半端に雨が降ったりしていたので湿度も気温も高くて、正直70分も並ぶのはキツいな、と思ったのですが、この後パンダを見に来る機会…、うん、絶対なさそう[exclamation×2](;´Д`)
(夜間営業はお盆期間中だけで普段は17時に閉園してしまうので土日に改めて見に来ないといけないのです)
覚悟を決めて並ぶ事にしました。

並んでいる間、ヒマだったので並んでいる人たちウォッチ(笑)などをしつつ。
上野3.JPG
パンダグッズを身に付けている人も多いし、レンズだけで数十万するんだろうな、という物凄いカメラを下げている人もチラホラ見掛けます。
カメラ、スマホのでは心もとない。でもα-6000ではちょっと重くて体力奪われそうだったので、リコーのコンデジWG-5を持っていったのですが、やっぱりα-6000にすれば良かったかな(>_<)

並んでいる列も割とちょこちょこ進むので、それほど長時間並んでいる感無く待つ事が出来ました。
上野5.jpg
リーリーとシンシンが来日してからもう7年も経つんですね。
来日してから2年後(2013年)の正月に一度パンダを見に来た事あったのですが、その時は結構空いていたのにシャンシャン人気恐るべし[たらーっ(汗)]


上野4.jpg
出来ればこの位小さい時に見に来たかったのですが、最初の抽選観覧は外れ&その後再度抽選に申し込もうとしても、抽選用サイトにすら繋がらない状態だったのです。

逆立ちしているパンダのモザイク絵が飾られている付近まで辿り着くとようやくパンダ舎は目前です。
上野6.jpg


最初にパパパンダのリーリー。奥側にママパンダのシンシンとシャンシャンがいる模様。
上野7.jpg


展示室の前は2列に区切られていますが、手前側の最前列通路は車椅子優先になっています。
上野8.jpg
以前、最前列は混雑時は子供連れ優先通路で、空いている時は一般客でも最前列通路から見る事が出来たのですが…。

パパパンダのリーリー(力力)
上野9.jpg
上野10.jpg
ちょうど夕方の食餌中だったようで、展示室手前にでーん、と座り込んで笹を食べていました。
結構良いシャッターチャンスなのに、展示室のガラスが外気温との気温差のせいで結露でもしてしまっているのか、それとも古くなっているからか曇った様になっており、コンデジのズームでは綺麗に撮る事叶わず[たらーっ(汗)]つ∀`)・゚゚


次の部屋にはママパンダのシンシン(真真)
上野11.jpg
上野12.jpg
お腹をテーブル代わりにして割った竹をムシャムシャ 。

お目当てのシャンシャンは…?と探してみると
上野13.jpg
上野14.jpg
疲れたのか奥で竹も食べずに大爆睡しておりました[たらーっ(汗)]
あぁぁ、やっぱりもう結構大きくなっちゃっているなぁ(>_<)


結局1時間程並んでパンダ見る事が出来たのは3分程でした[たらーっ(汗)]
この日は混雑していたので、いつもなら17時30分まで受付しているジャイアントパンダ(シャンシャン&シンシン)の公開時間が17時までに繰り上げられていましたが、17時には待ち列が更に伸びていたのでそれでも多少はマシだったのかな…。

パンダ舎の先にある旧正門
上野15.jpg
並び列用のコーンが置いてあると言う事はここまで並ぶと言うこともあるということか(;´Д`)

上野動物園の旧正門は2代目3代目の正門で明治44(1911)年に建造されたものです。
旧正門.jpg
昭和8年に京成線が開通した際、門扉と門柱の一部を現在の場所に移築したそうですが、門柱の上の飾りなどは移築されなかったようです。
(※)他サイトで旧正門は2代目と記載があったのですが、正確には3代目だそうです。2代目正門は明治18(1885)年~明治44(1911)年まで使用されています。

動物達を見ながら、ねお・かもしか座が開催されている西園へ向かいます。
上野18.jpg
上野19.jpg


上野16.jpg
上野17.jpg
動物の写真を撮って来ようかと思っていたのですが、夏休み期間と言う事もあって展示室前にはかぶりつき状態の子供だらけ[たらーっ(汗)]
折角動物達が寄って来ても、パワフルな子供たちに驚いて奥に引っ込んでしまったりで、あんまり写真撮れませんでした[たらーっ(汗)]


いつもなら西園へは歩いて行くのですが、暑さですっかり疲れてしまったのでモノレールで西園へ向かう事に。
上野20.jpg
そう言えば上野動物園でモノレール乗ったのはこれが初めてだったかもしれません。
蓮で一杯になっている不忍池がよく見えます。
上野21.jpg

あっと言う間に西園に到着。
ギフトショップで買い物したり、冷たいものを食べて少し休憩取ってからねお・かもしか座へ。
上野22.jpg
…え?野外幻燈会??

てっきり屋内で上映かと思っていたのですが、屋外での上映でした(;´∀`)[あせあせ(飛び散る汗)]
あーー、道理で夕方18時半からのスタートだった訳だ。
既に会場は沢山のお客さんで埋まっています。
上野23.JPG

戦後間もない頃、猛獣処分で見せる動物がすっかり少なくなっていた上野動物園。
当時の古賀忠道園長が「せめて映画で子供達に動物を見てもらおう」と焼け残った休憩所を改装して「かもしか座」という映画館を作ったのだそうです。
しかし消防法などの設備規制が厳しくなり、かもしか座は僅か3年半で閉館してしまいます。
当時のかもしか座は名前の通り、外観に様々なかもしかの絵が描かれていたそうですが、現存してる外観写真が無いため、まさに幻の映画館だった訳です。
【追記】かもしか座自体の写真は地域雑誌「谷中・根津・千駄木」32号に掲載されていたそうです。

上映されていた映像は全部で5本。
古いものでは昭和25(1950)年に作られた「移動動物園」を撮影した映像があり、懐かしいお猿の電車や象のインディラを見る事が出来ました。
(私が子供の頃はまだ子供動物園でお猿の電車が走っていたのです(;´∀`) 直に動物虐待だ、ということでお猿の電車は取りやめになってしまう訳ですが)

全部の映像作品を見たかったのですが暑さで体力的に限界近かったので、3本だけ見てから帰って来ました。パンダのランラン&カンカンの映像、見損ねちゃったなぁ[たらーっ(汗)]




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コメント 4

☆ミルキーウェイ☆

上野、しばらく行ってなかったら上野動物園の前こんなにガランとしちゃったんですね。
あっ、それにシャンシャンを中国に返してしまう事も知りませんでした^^;
ずっと、日本にいるものと思ってました^^;
見学も抽選ではなくなったと言え、70分待ちですか?
しかも、見ることが出来たのが3分とはパンダ人気恐るべしですね~。
私が上野動物園に良く行って頃のパンダと言えば、やはりカンカンとランランの時代でした。
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-08-13 03:30) 

そらそら

2~3ヶ月前位から表門も改修工事が始まってしまい、子供の頃から見慣れていた動物園前の風景はすっかり無くなってしまいました…(>_<)
シャンシャンは2歳になったら繁殖目的のため、中国に返却することになっているみたいですね。所有権が日本側にあるパンダではないので、レンタル元が返せ、と言えばそれに従うしかないようです。
日本に所有権がある日本生まれのパンダだったトントン(童童)みたいにずっと上野にいられる訳ではないのが残念;
因みに私が子供の頃のパンダもランランとカンカンの時代でしたが、フェイフェイやホアンホアン、トントン、ユウユウ。リンリンも記憶に残っています。
by そらそら (2018-08-13 08:04) 

middrinn

興味深かったので、小森厚『もう一つの上野動物園史』(丸善ライブラリー,1997)を
取り出したんですが、同書の「第14話 進駐軍と動物園」だと〈進駐軍は、将兵の娯楽
施設用に両国公会堂を接収した。そこの映写室の旧式なアーク灯式の三五ミリ映写機を
取外し、本国から持ってきた映写機と取り替えた。そこで遊んでしまった旧式映写機を、
上野動物園まで運んできて、休憩所を改造して映画館とし、トラもライオンもいない
東京の子供たちに、せめてもの猛獣映画を見せた。名付けて「かもしか座」と言った。〉
とありました(^_^;) 今回上映された映画は、コレとは違うのかもしれませんね(^_^;)
by middrinn (2018-08-13 20:18) 

そらそら

なるほど、かもしか座の映写機は両国公会堂のを使っていたんですね。
僅か3年半で終わってしまったかもしか座ですが、動物生態映画の他にも漫画映画やキートンの喜劇映画なども上映し、日曜日には満員になるほど人気が高かったようです。
かもしか座の写真は存在しない、とフライヤーにあったのですが、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」32号に当時のかもしか座の写真が掲載されていたそうです。
(コメントでURL記載出来ない様に設定してあるので、後で本文に追加しておきます)。
by そらそら (2018-08-13 23:26) 

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