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京都旅行2日目【三千院】 [旅行]

貴船神社を出たのは11時過ぎ頃。次の目的地「三千院」を目指します。
「三千院」と聞くとあの有名な歌が頭の中に流れて来てしまいますが、向かうのは「恋に破れた女が一人」ではなく「仕事に疲れた女が二人」[あせあせ(飛び散る汗)]

貴船神社からの帰りはバスの時間がちょうどあったので、貴船口までバスで。
バスだと流石に早い早い。苦労して登って来た道もあっという間です。
…行きに乗りたかったわぁ[たらーっ(汗)]
神社までの道は景色も良かったし、早い時間帯なら往復徒歩でもいいんじゃないかと思いますが、川床開く11時以降は車も多くなり危険なのでやはりバスがおススメ。


貴船神社から三千院へ
貴船口駅前まで着いてバスの時間を見てみると、国際会館駅までのバスはまた30分近く待つ状態。
何故時間を併せて時刻表作ってくれなんだ[あせあせ(飛び散る汗)]
貴船口駅から叡山電車に乗り八瀬口駅でバスに乗り換えるルートも考えたのですが、電車も行ってしまったばかりで暫く待つし、何より国際会館駅前でバスルートの方が楽&迷わなさそうだったのでバスを待つ事にしました。

国際会館駅前から大原方面行きのバスに乗り換えて約20分程で三千院最寄りの大原バス停に到着。
帰りのバスの本数が少なそうなので時刻表を予めチェック。
バス時刻表.jpg
平日は下手をすると1時間に1本しか無いし…。

お昼時間はとっくに廻っていたのでお昼にする事にしました。
バス亭降りてすぐの定食屋さんで鴨南蛮うどんを戴いたのですが、うーん、うどんと言うより太めのにゅうめんみたい[あせあせ(飛び散る汗)]
雉猫さんは頼んだメニュー間違えられるし、平日のお昼時とは言えお客さんも殆ど入っていなかったのでちょっとここは失敗だったかなぁ。
三千院に着くまでの参道にもっと色々美味しそうなところがありました。


10分程登って三千院に到着。拝観料700円を納めて中へ。土足禁止&入口と出口が別なので靴を持って上がります。
境内内は基本撮影禁止なのですが、庭園や外なら写真大丈夫でした。

聚碧園
京都2-11.jpg
客殿の奥に位置する庭園。
ここでお茶券買ってお茶を戴く事が出来ますが、お昼食べたばかりだったので庭園のみ鑑賞。
客殿には竹内栖鳳の襖画もあったそうなのですが、全く気付きませんでした…orz
先に庭園が見えたので庭園方向に向かってしまい、客殿はそのままスルーしてしまったものと思われ[たらーっ(汗)]

廊下を渡って古い木造階段を上がると一段高い造りになっている宸殿へ。
御懴法講の道場として、大正15年に建てられたものだそうです。
ここには伝教大師作の薬師瑠璃光如来が安置されていますが普段は秘仏で非公開。
医薬の仏様ですので家内安全と健康を祈願して護摩木を納めてきました。
東の間に下村観山作の障壁画「虹の間」があるのですが、退色が進んでいるのが残念。障壁画だと取り外せないので保存は難しそうですが。


宸殿を過ぎるとここから庭園内。靴を履いて境内を散策します。
庭園「瑠璃光庭」
京都2-12.jpg
新緑に加えて苔が見事。


国宝の阿弥陀三尊坐像が安置されている往生極楽院が凄かったです。
大きさに圧倒されそうな木造の阿弥陀三尊坐像も見事なのですが、建立が寛和2年(986年)と言う往生極楽院の歴史を感じる重厚さ。
お堂内の天井部分に何かが描かれていた様な跡が見えるのですが、1000年以上の年月で退色と劣化が進み過ぎて何が描かれていたのか全く判らないのが残念だなぁ、と思っていたら、最後の円融蔵展示室で復元された往生極楽院の天井画が展示されていました。
当時はこんな極彩色の天井画だったのかぁ…。
【追記】 経時的な退色と劣化だけかと思ったら、護摩の油煙で黒く煤けてしまった様です。

仕事に疲れた女2人はしばし極楽浄土気分を味わったのでした。
京都2-13.jpg
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