先週行き損ねた美術展→なので先々週見て来たトーハクの常設展 [博物館]
先日は東京国立博物館で春日大社展を見た後に少しだけ常設展を見てきたのですが、2階の特別室まで足を伸ばさなかったので、あろうことか伊藤若冲の松梅群鶏図屏風を見損ねてしまいました(帰ってきてから気付きました…orz 既に公開は終わっていたと思ったら今日まで公開していたんですよね)
なので昨日は本当なら山種美術館で特別展「日本画の教科書 京都編」を見て、その後改めてトーハクの企画展で若冲を見てくるつもりだったのですが、…週末体調崩してまた見に行けなかった訳で
山種美術館は来週末に出掛けてもギリギリ会期に間に合うのですが、若冲は今日までだったのでまたの機会に。トーハクの所蔵品なのでその内また出品されるでしょうし。
そんな訳で今週はお出掛けネタがなかったので、先日見て来た常設展の作品でも。
特別展が春日大社展ということで、鹿2点の木彫作品が展示されていました。
「牝牡鹿」森川杜園 作
「神鹿」竹内久一 作
こっちの作品は去年7月に常設展見た時にも展示されていた鹿さん。
上記鹿の木彫作品2点は4/16(日)までの展示だそうです。
少し写真多くなるので記事折り畳みます。
「弱法師(よろぼし)」下村観山 作
俊徳丸伝説からの謡曲『弱法師』を描いた作品です。
誤解から親に家を追放されてしまい、そのショックから盲目となった俊徳丸が四天王寺で落日を拝んでいる場面を描いたもので、左隻側には落日が描かれています。
個人的には動物をモチーフにした作品が好きで、人物を描いた作品は「見るだけ」程度なのですが、この「弱法師」だけは(自分でもよく理由がわからないけれど)妙に好きな作品なんですよね。
4年前に横浜美術館で見て以来のこの作品が展示されていたとは知らなかったのでちょっとビックリしてしまいました。
(『弱法師』の展示は1月22日(日)で終わっています)
「梨に双鳩」菱田春草 作
「弱法師」が展示されていたスペースはいつも屏風などの大作が。
そしてその右隣のスペースにはかなりの高確率で花鳥図ものが展示されています。
今回は菱田春草の作品でした。春草と言えば有名なのは「黒き猫」ですが、あれは永青文庫所蔵作品なので特別展でも開催されなければトーハクに展示される事はないですね(数年前に特別展で展示されていたようですが)
「色絵金彩象形香炉」東郷寿勝 作
明治工藝の真骨頂。それなりに大きな作品です(高さ50cmくらい??)
「舟橋蒔絵硯箱」本阿弥光悦 作
蒔絵細工に鉛で造られた橋を併せた光悦ならではの斬新さ。
一昨年京都国立博物館で開催された「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」でも出品されていました。
当時は風神雷神図屏風が3作品揃い踏みで見られたと言う事もあり、会期中は非常に混雑した様ですが、これはトーハク所有作品なので敢えて京都に並んで見に行かずとも…。
新春特別公開、とありますが、3/20(日)まで展示されている様です。
国宝なのに写真OKとはトーハク太っ腹ヽ(・∀・)ノ
刀剣コーナーも相変わらず審神者(さにわ(※))女子の方で大人気でした(苦笑)
中でも特に人気だったのはやはりゲームにも出て来るこの二口の刀剣。
「短刀 粟田口吉光(厚藤四郎)」銘 吉光
「刀 長曽祢虎徹」銘 長曽祢虎徹入道興里
虎徹は去年の夏から展示されていますね。
今日まで江戸東京博物館で開催されていた「戦国時代展」では「短刀 五虎退」と「太刀 安綱(鬼切)」が展示されていたので併せて見に行った審神者女子も多かった様です。
鬼切は昨年北野天満宮で見たけれど、五虎退は個人蔵なのでちょっと見ておきたかったかも。
(※)審神者=某擬人化刀剣の育成ゲームで遊んでいる人の名称。
私もちょこちょこ遊んでいましたが、去年の夏に雅叙園行こうとした時に紆余曲折あって高熱出して以来すっかり遊ばなくなってしまいました
なので昨日は本当なら山種美術館で特別展「日本画の教科書 京都編」を見て、その後改めてトーハクの企画展で若冲を見てくるつもりだったのですが、…週末体調崩してまた見に行けなかった訳で
山種美術館は来週末に出掛けてもギリギリ会期に間に合うのですが、若冲は今日までだったのでまたの機会に。トーハクの所蔵品なのでその内また出品されるでしょうし。
そんな訳で今週はお出掛けネタがなかったので、先日見て来た常設展の作品でも。
特別展が春日大社展ということで、鹿2点の木彫作品が展示されていました。
「牝牡鹿」森川杜園 作
「神鹿」竹内久一 作
こっちの作品は去年7月に常設展見た時にも展示されていた鹿さん。
上記鹿の木彫作品2点は4/16(日)までの展示だそうです。
少し写真多くなるので記事折り畳みます。
「弱法師(よろぼし)」下村観山 作
俊徳丸伝説からの謡曲『弱法師』を描いた作品です。
誤解から親に家を追放されてしまい、そのショックから盲目となった俊徳丸が四天王寺で落日を拝んでいる場面を描いたもので、左隻側には落日が描かれています。
個人的には動物をモチーフにした作品が好きで、人物を描いた作品は「見るだけ」程度なのですが、この「弱法師」だけは(自分でもよく理由がわからないけれど)妙に好きな作品なんですよね。
4年前に横浜美術館で見て以来のこの作品が展示されていたとは知らなかったのでちょっとビックリしてしまいました。
(『弱法師』の展示は1月22日(日)で終わっています)
「梨に双鳩」菱田春草 作
「弱法師」が展示されていたスペースはいつも屏風などの大作が。
そしてその右隣のスペースにはかなりの高確率で花鳥図ものが展示されています。
今回は菱田春草の作品でした。春草と言えば有名なのは「黒き猫」ですが、あれは永青文庫所蔵作品なので特別展でも開催されなければトーハクに展示される事はないですね(数年前に特別展で展示されていたようですが)
「色絵金彩象形香炉」東郷寿勝 作
明治工藝の真骨頂。それなりに大きな作品です(高さ50cmくらい??)
「舟橋蒔絵硯箱」本阿弥光悦 作
蒔絵細工に鉛で造られた橋を併せた光悦ならではの斬新さ。
一昨年京都国立博物館で開催された「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」でも出品されていました。
当時は風神雷神図屏風が3作品揃い踏みで見られたと言う事もあり、会期中は非常に混雑した様ですが、これはトーハク所有作品なので敢えて京都に並んで見に行かずとも…。
新春特別公開、とありますが、3/20(日)まで展示されている様です。
国宝なのに写真OKとはトーハク太っ腹ヽ(・∀・)ノ
刀剣コーナーも相変わらず審神者(さにわ(※))女子の方で大人気でした(苦笑)
中でも特に人気だったのはやはりゲームにも出て来るこの二口の刀剣。
「短刀 粟田口吉光(厚藤四郎)」銘 吉光
「刀 長曽祢虎徹」銘 長曽祢虎徹入道興里
虎徹は去年の夏から展示されていますね。
今日まで江戸東京博物館で開催されていた「戦国時代展」では「短刀 五虎退」と「太刀 安綱(鬼切)」が展示されていたので併せて見に行った審神者女子も多かった様です。
鬼切は昨年北野天満宮で見たけれど、五虎退は個人蔵なのでちょっと見ておきたかったかも。
(※)審神者=某擬人化刀剣の育成ゲームで遊んでいる人の名称。
私もちょこちょこ遊んでいましたが、去年の夏に雅叙園行こうとした時に紆余曲折あって高熱出して以来すっかり遊ばなくなってしまいました
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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