上賀茂神社と来たら下鴨神社にも行かないとね [旅行]
上賀茂神社から何処へ向かおうかとしばし逡巡。
上賀茂神社から出ている市バスは4、46、67系統の3系統がありますが、宝鏡寺に近い堀川通を経由して四条大宮・松尾橋方面へ向かう67系統は土日は運休になるので除外(67系統は平日でも朝夕の5便しか出ていないので、平日でも除外ですが)
四条河原町・京都駅へ向かう4系統か、四条河原町・平安神宮へ向かう46系統か。
経由するバス停を確認すると4系統へ乗った方が何処へ向かうにも便利そうです。
…4系統、下鴨神社経由するなぁ。時間に余裕があったら下鴨神社と旧三井家下鴨別邸にも行こうかと考えていたけど、まだ9時半ちょい過ぎで時間ありそうだし、先に下鴨神社から行こうかな(*´ω`*)
4系統のバスはちょうど5分前に出てしまった様なので15分くらい4系統バス待ってから下鴨神社へ(その間46系統のバスは2台も来てました)
上賀茂神社から25分ほどで下鴨神社に到着。
下鴨神社、正式名称は賀茂御祖(かもみおや)神社と言います。
いつもバスが通る大通りに面した西側参道の出入り口から入るのですが、封鎖されて出口専用になっています。うーん、まだ参拝者が多いから一方通行にしているのかなぁ??
くるっと廻って表参道側の楼門から入ります。
本来ならこちらが表参道に面しているので正式な参拝通路なのでしょうが、出町柳駅でも利用しない限りはこっちから来ないだろうしなぁ。
続きは ↓ から
楼門から入ると舞殿に立派な絵馬が奉納されていました。
下鴨神社の絵馬は威風堂々とした土佐犬なんですが
絵馬の前にいるこのコミカルなたぬきキャラは一体…?(;´∀`)
どうも下鴨神社を舞台にしたアニメ(原作は小説)『有頂天家族』に出て来るキャラクターの様です。
このアニメは見た事無かったのですが、2013年7月~9月に第一期が放送、2017年4~6月に第二期が放送されていたそうで、そこそこ人気があったのかな…?
下鴨神社にも何度か来ているのですが、このキャラクターとのコラボは初めて見ました。
下鴨神社のツイッターにもちょこちょこ出てはいるようですが…(;´∀`)
本殿にお参りしようとすると何やら結構混み合っています。
本殿前に座っている人たちも大勢いるので、何かの祭事かな。
暫く見ていると巫女さんがお榊を持って並んでいる人たちに配り始めました。
廻りにいる人たちも釣られるようにぽつぽつ並び始めだしたので、誰でも榊を受け取る事が出来るみたいです。
何だろうと思いつつ、私も列へ。榊の枝を受け取った人たちは次々本殿内へ入って行きます。
下鴨神社の本殿前には十二支に対応した七つの社「言社(ことしゃ)」があるのですが、受け取った榊は自分の干支のお社へ奉納するようです。
後で知ったのですがこの日(1/6)は下鴨神社の『初えと祭』でした。13時から開始という情報もありましたが、実際は10時から開始だったようでジャストタイミングで参拝した、という訳。
この日だけに授与される干支みくじなるものがあって、それ目当てで来る方も多い様です。そう言えば「干支みくじの授与所はこちらでーす」とか案内があったっけ。おみくじは上賀茂神社で引いて来たのでいいや、と気にも留めていませんでしたが(;´∀`)
下鴨神社では盆絵馬を授与して頂きました。
本当は紙絵馬の方を頂きたかったんですが無かったので でも盆絵馬も可愛らしい…
参拝を終えたので暖を取るべく境内の茶店「さるや」で小休憩
いつもなら申餅とほうじ茶のセットを頂くのですが、上賀茂神社で食べた焼きもち2個が地味にお腹に貯まっている状態(;´Д`)
申餅はお持ち帰りにしてまめ豆茶だけ頂きました。
煎った黒豆にお湯を注いたもので、暫く待っていると黒豆からじんわりポリフェノールが出て来て小豆色のお茶が出来上がり。
お茶を飲んだ後に残った黒豆も食べられる様に小さなスプーンと塩が付いてきます。
申餅もまめ豆茶も京都の和菓子屋さん「宝泉堂」謹製ですが、下鴨神社境内のさるやでしか買う事ができません。ここの黒豆を使ったお菓子はどれも美味しいんですよね。
身体も温まったので次の目的地へ。
表参道になっている糺ノ森(ただすのもり)を出町柳駅方面へどんどん進みます。
途中、見慣れない新しい末社がありました。
雑太社(さわたしゃ)です。
1945年(昭和20年)末に造替のため取り壊されたままになっていたそうなのですが、昨年11月に社殿が完成し正式に復興したんだとか。
祀られているのは下鴨神社の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の先祖といわれる神魂命(かんたまのみこと)
魂が球に通ずる事から球技、取り分け1910年(明治43年)に糺ノ森で初めてラグビーの練習が行われた事からラグビー神社として知られている様です。絵馬もラグビーボールの形をしていました。
表参道の入口付近には河合神社もあるので、ちょっと横道に逸れてお参りをば。
いつもは比較的静かな神社なのに結構参拝者が多いかも。それも殆どが女性の参拝者です。
河合神社も上賀茂神社の摂社になりますが、神武天皇の母「玉依姫命」をお祀りしていることから女性守護の神社。また玉依姫命が非常に美しかった事から美麗のご利益もあるとされています。
別に美麗のご利益はどうでもいいのですが、ここは奉納されている鏡型の絵馬が面白いのでお参りついでについつい見てしまいます(笑)
境内にはちゃんと絵馬にお化粧をするスペースもあるんですよ。
気合を入れてお化粧した絵馬もあれば、シンプルな絵馬もあり。
ここの境内には河合神社の禰宜の息子でもあった鴨長明が晩年を過ごした庵(復元)も設置されています(今回写真には取り損ねましたが、古いスマホのアルバムかクラウド内には以前撮った写真が残っている筈)
糺ノ森内に流れている瀬見の小川。
真鴨が泳いでいました。
もう少しアップで撮影したかったけれど、α5000のズームレンズ(16-50mm)ではこれが限界
こういう時はちょっとだけ望遠レンズが欲しくなります。
上賀茂神社から出ている市バスは4、46、67系統の3系統がありますが、宝鏡寺に近い堀川通を経由して四条大宮・松尾橋方面へ向かう67系統は土日は運休になるので除外(67系統は平日でも朝夕の5便しか出ていないので、平日でも除外ですが)
四条河原町・京都駅へ向かう4系統か、四条河原町・平安神宮へ向かう46系統か。
経由するバス停を確認すると4系統へ乗った方が何処へ向かうにも便利そうです。
…4系統、下鴨神社経由するなぁ。時間に余裕があったら下鴨神社と旧三井家下鴨別邸にも行こうかと考えていたけど、まだ9時半ちょい過ぎで時間ありそうだし、先に下鴨神社から行こうかな(*´ω`*)
4系統のバスはちょうど5分前に出てしまった様なので15分くらい4系統バス待ってから下鴨神社へ(その間46系統のバスは2台も来てました)
上賀茂神社から25分ほどで下鴨神社に到着。
下鴨神社、正式名称は賀茂御祖(かもみおや)神社と言います。
いつもバスが通る大通りに面した西側参道の出入り口から入るのですが、封鎖されて出口専用になっています。うーん、まだ参拝者が多いから一方通行にしているのかなぁ??
くるっと廻って表参道側の楼門から入ります。
本来ならこちらが表参道に面しているので正式な参拝通路なのでしょうが、出町柳駅でも利用しない限りはこっちから来ないだろうしなぁ。
続きは ↓ から
楼門から入ると舞殿に立派な絵馬が奉納されていました。
下鴨神社の絵馬は威風堂々とした土佐犬なんですが
絵馬の前にいるこのコミカルなたぬきキャラは一体…?(;´∀`)
どうも下鴨神社を舞台にしたアニメ(原作は小説)『有頂天家族』に出て来るキャラクターの様です。
このアニメは見た事無かったのですが、2013年7月~9月に第一期が放送、2017年4~6月に第二期が放送されていたそうで、そこそこ人気があったのかな…?
下鴨神社にも何度か来ているのですが、このキャラクターとのコラボは初めて見ました。
下鴨神社のツイッターにもちょこちょこ出てはいるようですが…(;´∀`)
本殿にお参りしようとすると何やら結構混み合っています。
本殿前に座っている人たちも大勢いるので、何かの祭事かな。
暫く見ていると巫女さんがお榊を持って並んでいる人たちに配り始めました。
廻りにいる人たちも釣られるようにぽつぽつ並び始めだしたので、誰でも榊を受け取る事が出来るみたいです。
何だろうと思いつつ、私も列へ。榊の枝を受け取った人たちは次々本殿内へ入って行きます。
下鴨神社の本殿前には十二支に対応した七つの社「言社(ことしゃ)」があるのですが、受け取った榊は自分の干支のお社へ奉納するようです。
後で知ったのですがこの日(1/6)は下鴨神社の『初えと祭』でした。13時から開始という情報もありましたが、実際は10時から開始だったようでジャストタイミングで参拝した、という訳。
この日だけに授与される干支みくじなるものがあって、それ目当てで来る方も多い様です。そう言えば「干支みくじの授与所はこちらでーす」とか案内があったっけ。おみくじは上賀茂神社で引いて来たのでいいや、と気にも留めていませんでしたが(;´∀`)
下鴨神社では盆絵馬を授与して頂きました。
本当は紙絵馬の方を頂きたかったんですが無かったので でも盆絵馬も可愛らしい…
参拝を終えたので暖を取るべく境内の茶店「さるや」で小休憩
いつもなら申餅とほうじ茶のセットを頂くのですが、上賀茂神社で食べた焼きもち2個が地味にお腹に貯まっている状態(;´Д`)
申餅はお持ち帰りにしてまめ豆茶だけ頂きました。
煎った黒豆にお湯を注いたもので、暫く待っていると黒豆からじんわりポリフェノールが出て来て小豆色のお茶が出来上がり。
お茶を飲んだ後に残った黒豆も食べられる様に小さなスプーンと塩が付いてきます。
申餅もまめ豆茶も京都の和菓子屋さん「宝泉堂」謹製ですが、下鴨神社境内のさるやでしか買う事ができません。ここの黒豆を使ったお菓子はどれも美味しいんですよね。
身体も温まったので次の目的地へ。
表参道になっている糺ノ森(ただすのもり)を出町柳駅方面へどんどん進みます。
途中、見慣れない新しい末社がありました。
雑太社(さわたしゃ)です。
1945年(昭和20年)末に造替のため取り壊されたままになっていたそうなのですが、昨年11月に社殿が完成し正式に復興したんだとか。
祀られているのは下鴨神社の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の先祖といわれる神魂命(かんたまのみこと)
魂が球に通ずる事から球技、取り分け1910年(明治43年)に糺ノ森で初めてラグビーの練習が行われた事からラグビー神社として知られている様です。絵馬もラグビーボールの形をしていました。
表参道の入口付近には河合神社もあるので、ちょっと横道に逸れてお参りをば。
いつもは比較的静かな神社なのに結構参拝者が多いかも。それも殆どが女性の参拝者です。
河合神社も上賀茂神社の摂社になりますが、神武天皇の母「玉依姫命」をお祀りしていることから女性守護の神社。また玉依姫命が非常に美しかった事から美麗のご利益もあるとされています。
別に美麗のご利益はどうでもいいのですが、ここは奉納されている鏡型の絵馬が面白いのでお参りついでについつい見てしまいます(笑)
境内にはちゃんと絵馬にお化粧をするスペースもあるんですよ。
気合を入れてお化粧した絵馬もあれば、シンプルな絵馬もあり。
ここの境内には河合神社の禰宜の息子でもあった鴨長明が晩年を過ごした庵(復元)も設置されています(今回写真には取り損ねましたが、古いスマホのアルバムかクラウド内には以前撮った写真が残っている筈)
糺ノ森内に流れている瀬見の小川。
真鴨が泳いでいました。
もう少しアップで撮影したかったけれど、α5000のズームレンズ(16-50mm)ではこれが限界
こういう時はちょっとだけ望遠レンズが欲しくなります。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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下鴨神社とアニメ「有頂天家族」とのコラボ攻勢は凄まじいものがありますよ(ノ_-;)ハア…
by middrinn (2018-02-12 21:12)
そうだったんですね(;´∀`)
一昨年も下鴨神社へは参拝しているのですが、その時は確かポスターだけ貼ってあった様な…?
京都でのコラボは「刀剣乱舞」とか「いなり、こんこん、恋いろは。」とかだと思ってました(まぁ、そっちも前者だけしか知らないのですが)
by そらそら (2018-02-12 21:50)
立派な絵馬にびっくりしましたが、絵馬の前のたぬきキャラ『有頂天家族』に出てくる矢三郎くんだったのですね^^
『有頂天家族』は、シーズン1・シーズン2と見ていました。
面白いアニメでしたよ^^
後、『初えと祭』なる祭事があるのですね^^
何かに肖りたい思いは誰しもあると思うので、誰でも行事に参加できるのは良いですね。
by ゆりあ (2018-02-12 23:58)
今年見た絵馬の中でも下鴨神社の絵馬は一番迫力あって立派だったかもしれません。
「有頂天家族」は原作も読んでいなかったので、神社にたぬきキャラクターときて、一瞬頭が「???」となったのですが、ご当地アニメってことで京都では特に有名なんでしょうね(余談ですが以前、地元の方では『らき☆すた』とかがご当地で盛り上がっておりました)。
初えと祭はその年の干支に当たる初めての日に行われている神事の様です。6日がちょうど戊戌(つちのえいぬ)に当たっていたので偶然にも神事に参加出来たのでした。
by そらそら (2018-02-13 21:53)