2018年春 三都旅【大阪・造幣局 桜の通り抜け】その2 [旅行]
…あっつーーーーー(;´Д`)
つい先日まではまだちょっと肌寒い日もあったのに、今週末はあっと言う間に初夏とも言える暑さになりました
…いや、今日の最高気温28度、明日の最高気温予想30度って初夏じゃないわ、夏だわ…
夏は好きなのですが暑いのはどうにも苦手なので、毎年暑くなり始める時期は体調が追いつかなくて大変です 今週もだいぶ久しぶりに熱出して1日寝込んでしまいました(>_<)
(既に復活していますが)
そう言えば造幣局の通り抜け行った日(4/12)も結構暑かったのでした
最高気温25度位の予報だったのですが、朝方は結構冷え込んでいたのでしっかり上着着ていたら暑いの暑くないのって(日中は半袖でも良かったかも)
続きは ↓ から
造幣局の桜写真、続きます。
「鍾馗(しょうき)」
八重桜系が多いので、こういうシンプルな桜は却って目を引きます。
「林二号(はやし2ごう)」
面白い名前の桜だなぁ(*´ω`*)
仙台の植木屋さん「林さん」が品質改良して作った2番目の八重桜なので「林二号」なんだそうですが「林一号」とかは無いのかな?
結構歩いてきたので、そろそろ通り抜けも終わりかも?
と思っていたら、まだまだ半分ちょっと歩いたくらい程の距離でした
えーー 全長560mって書いてあったのにまだ半分ちょい位ってことは300m位しか進んでいないって事
そこではたと「造幣局は両側に桜が植えられているので直線距離は短くてもあちこち桜を見て歩くうちに結構な距離を歩いていることになるんだΣ(・ω・/)/」と気付きました。
後輩の言っていた事をようやく実感… 恐るべし、造幣局(笑)
そんな造幣局の数ある桜の中で一番良いなと思った桜がこれ。
「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」
神戸の須磨浦公園で見つかった「普賢象」と言う種類の桜の枝変わりなのだそうです。
よく見ると一枝だけ元の「普賢象」の色のままの花が。
こっちは色変わりしていない元々の「普賢象(ふげんぞう)」
「普賢象」という名称は、花の中から出ている二つの変わり葉(※)が普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ているから、だそうで。
(※)『変わり葉』と説明板には書かれていましたが、正確には葉化した雌しべ、だそうです。
そしてありましたよ「林一号」ヽ(・∀・)ノ
一号の方が花弁多めですね。
「簪桜(かんざしざくら)」
造幣局内には明治44(1911)年に火力発電所(その後ボイラー室や変電室)として昭和40(1965)年まで使われていた煉瓦造りの建物があり、現在ではその外観を活かし「造幣博物館」となっているのですが
残念ながら通り抜け期間中は臨時休館(>_<)
造幣局本局の建物が見えてきました。
外塀に一部イギリス積みの古い煉瓦が残っています。
造幣局は明治4年(1871)の創業ですが、明治初期の積み方はフランス積みが多かったと聞きます。
フランス積みは見た目は綺麗なのですが、煉瓦の数が多く必要なことと耐震性にやや欠けることから明治20年以降は耐震性の高いイギリス積みが主流になったそうです。
とすれば、この煉瓦は結構古く見えますが創業当時のものではなく明治中期以降のものかな…?
旧正門
明治4(1871)年に造幣寮(造幣局)が創業した際の正門が当時のまま残っています。
八角形の建物は衛兵が常駐していた場所だそうです。
創業当時のガス灯
手前に紅枝垂桜が植えられているのもあって上手く全体が写せず
今度こそ通り抜けも終わりに近づいてきました。
藤棚があって白い藤が咲いています。
この藤、明治天皇が行幸された際に生け花として使われた藤を挿し木したところ、見事に根付いてこのような大木に育ったと。
明治天皇は明治5(1872)年、明治10(1877)年、明治31(1898)年と計3回造幣局に行幸されていますが、どの行幸の際に生けられていた藤なのかは書かれていませんでした。
山梔子の様に物凄く強い香りがします。
藤ってこんな強い匂いしていたっけ…?? 匂いに釣られてクマバチが沢山飛び交っていました。
クマバチは大人しい蜂なのは知っていますが、羽音が結構大きいのでちょっとだけ怖いかも
「欽明門」と「鉄柵」
明治天皇が明治5年に行幸された際、造幣局の桟橋から上陸されたらしいのですが、そこにあったのがこの「欽明門(きんめいもん)」
当時の造幣寮は現在の造幣局の敷地の2倍ほど広く、この欽明門も今の場所から北に10mほど離れた場所に立っていたそうです。
鉄柵はもともと明治元年(1868)に大阪城内に動物園を作る予定で輸入されたものでしたが、計画が頓挫してしまったため、造幣局が譲り受けたのだとか。
鉄柵の先端や門にある意匠は大坂(大阪)の『大』がモチーフになっているんだそうで。
「渦桜(うずざくら)」
「兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)」
花弁数が300~350枚と日本の桜の中で尤も多い珍しい桜。
1つ前の記事に載せた数珠掛桜も相当花弁が多い様に見えたんですが60枚~90枚止まりだとか。
出口付近にも造幣局グッズを販売しているミントショップがあったので覗いてみると、こちらでも記念貨幣セットが販売されていました。
「入口の販売所でのあの大行列は一体何だったんだろう」と言う程人が並んでいなかったので、記念貨幣セットを無事にゲット(*´ω`*)
北門から出て、再び天満橋駅へ戻ります。
正面から見た造幣局本局
15分程歩いて天満橋駅前に戻ってきました。
一方通行状態の天満橋。向かい側には通り抜けに向かう人でまだまだ溢れています。
当初の予定では久しぶりに心斎橋方面へ出て法善寺横町で夫婦善哉でも食べて来ようかと画策していたのですが、暑さと人混みでぐったりしてしまい法善寺方面へ出向くのがすっかり億劫になってしまいました。
そうだ、天満橋駅からは地下鉄谷町線の他に京阪電車も出ているし、このまま京都方面に向かって冬に行けなかったあそことあそこにリベンジしようかな。
天満橋駅地下で軽くお昼を済ませ、京阪電車で出町柳駅を目指す事にしました。
つい先日まではまだちょっと肌寒い日もあったのに、今週末はあっと言う間に初夏とも言える暑さになりました
…いや、今日の最高気温28度、明日の最高気温予想30度って初夏じゃないわ、夏だわ…
夏は好きなのですが暑いのはどうにも苦手なので、毎年暑くなり始める時期は体調が追いつかなくて大変です 今週もだいぶ久しぶりに熱出して1日寝込んでしまいました(>_<)
(既に復活していますが)
そう言えば造幣局の通り抜け行った日(4/12)も結構暑かったのでした
最高気温25度位の予報だったのですが、朝方は結構冷え込んでいたのでしっかり上着着ていたら暑いの暑くないのって(日中は半袖でも良かったかも)
続きは ↓ から
造幣局の桜写真、続きます。
「鍾馗(しょうき)」
八重桜系が多いので、こういうシンプルな桜は却って目を引きます。
「林二号(はやし2ごう)」
面白い名前の桜だなぁ(*´ω`*)
仙台の植木屋さん「林さん」が品質改良して作った2番目の八重桜なので「林二号」なんだそうですが「林一号」とかは無いのかな?
結構歩いてきたので、そろそろ通り抜けも終わりかも?
と思っていたら、まだまだ半分ちょっと歩いたくらい程の距離でした
えーー 全長560mって書いてあったのにまだ半分ちょい位ってことは300m位しか進んでいないって事
そこではたと「造幣局は両側に桜が植えられているので直線距離は短くてもあちこち桜を見て歩くうちに結構な距離を歩いていることになるんだΣ(・ω・/)/」と気付きました。
後輩の言っていた事をようやく実感… 恐るべし、造幣局(笑)
そんな造幣局の数ある桜の中で一番良いなと思った桜がこれ。
「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」
神戸の須磨浦公園で見つかった「普賢象」と言う種類の桜の枝変わりなのだそうです。
よく見ると一枝だけ元の「普賢象」の色のままの花が。
こっちは色変わりしていない元々の「普賢象(ふげんぞう)」
「普賢象」という名称は、花の中から出ている二つの変わり葉(※)が普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ているから、だそうで。
(※)『変わり葉』と説明板には書かれていましたが、正確には葉化した雌しべ、だそうです。
そしてありましたよ「林一号」ヽ(・∀・)ノ
一号の方が花弁多めですね。
「簪桜(かんざしざくら)」
造幣局内には明治44(1911)年に火力発電所(その後ボイラー室や変電室)として昭和40(1965)年まで使われていた煉瓦造りの建物があり、現在ではその外観を活かし「造幣博物館」となっているのですが
残念ながら通り抜け期間中は臨時休館(>_<)
造幣局本局の建物が見えてきました。
外塀に一部イギリス積みの古い煉瓦が残っています。
造幣局は明治4年(1871)の創業ですが、明治初期の積み方はフランス積みが多かったと聞きます。
フランス積みは見た目は綺麗なのですが、煉瓦の数が多く必要なことと耐震性にやや欠けることから明治20年以降は耐震性の高いイギリス積みが主流になったそうです。
とすれば、この煉瓦は結構古く見えますが創業当時のものではなく明治中期以降のものかな…?
旧正門
明治4(1871)年に造幣寮(造幣局)が創業した際の正門が当時のまま残っています。
八角形の建物は衛兵が常駐していた場所だそうです。
創業当時のガス灯
手前に紅枝垂桜が植えられているのもあって上手く全体が写せず
今度こそ通り抜けも終わりに近づいてきました。
藤棚があって白い藤が咲いています。
この藤、明治天皇が行幸された際に生け花として使われた藤を挿し木したところ、見事に根付いてこのような大木に育ったと。
明治天皇は明治5(1872)年、明治10(1877)年、明治31(1898)年と計3回造幣局に行幸されていますが、どの行幸の際に生けられていた藤なのかは書かれていませんでした。
山梔子の様に物凄く強い香りがします。
藤ってこんな強い匂いしていたっけ…?? 匂いに釣られてクマバチが沢山飛び交っていました。
クマバチは大人しい蜂なのは知っていますが、羽音が結構大きいのでちょっとだけ怖いかも
「欽明門」と「鉄柵」
明治天皇が明治5年に行幸された際、造幣局の桟橋から上陸されたらしいのですが、そこにあったのがこの「欽明門(きんめいもん)」
当時の造幣寮は現在の造幣局の敷地の2倍ほど広く、この欽明門も今の場所から北に10mほど離れた場所に立っていたそうです。
鉄柵はもともと明治元年(1868)に大阪城内に動物園を作る予定で輸入されたものでしたが、計画が頓挫してしまったため、造幣局が譲り受けたのだとか。
鉄柵の先端や門にある意匠は大坂(大阪)の『大』がモチーフになっているんだそうで。
「渦桜(うずざくら)」
「兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)」
花弁数が300~350枚と日本の桜の中で尤も多い珍しい桜。
1つ前の記事に載せた数珠掛桜も相当花弁が多い様に見えたんですが60枚~90枚止まりだとか。
出口付近にも造幣局グッズを販売しているミントショップがあったので覗いてみると、こちらでも記念貨幣セットが販売されていました。
「入口の販売所でのあの大行列は一体何だったんだろう」と言う程人が並んでいなかったので、記念貨幣セットを無事にゲット(*´ω`*)
北門から出て、再び天満橋駅へ戻ります。
正面から見た造幣局本局
15分程歩いて天満橋駅前に戻ってきました。
一方通行状態の天満橋。向かい側には通り抜けに向かう人でまだまだ溢れています。
当初の予定では久しぶりに心斎橋方面へ出て法善寺横町で夫婦善哉でも食べて来ようかと画策していたのですが、暑さと人混みでぐったりしてしまい法善寺方面へ出向くのがすっかり億劫になってしまいました。
そうだ、天満橋駅からは地下鉄谷町線の他に京阪電車も出ているし、このまま京都方面に向かって冬に行けなかったあそことあそこにリベンジしようかな。
天満橋駅地下で軽くお昼を済ませ、京阪電車で出町柳駅を目指す事にしました。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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昨日は、暑かったですよね。
そして、今日もそれ以上になるとか…?
なんか、今年は気温の変動が激しくて体の方もおかしくなりますよね^^;
熱を出されたとの事なので、お大事にして下さい^^
造幣局の桜、やはり種類が凄いですね。
シンプルな桜の方が珍しいのだと納得しました。
そして、ネーミングもちょっと面白いなって^^
「須磨浦普賢象」見た瞬間、バラのような感じもしました。
華やかな感じがしますよね^^
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-04-22 03:47)
5月位になってから夏日ならまだ納得行くのですが、まだまだ4月ですものね。今年は例年にない猛暑になるんじゃないかと戦々恐々としております(;´∀`)
体調崩さない様に努力しないと…;;
黄緑色が入った桜は他にも何種類かありましたが、他の桜は斑入りのような感じで明確に色変わっているのに対し、須磨浦普賢象はグラデーションでふわっと自然に変わっているのが良いな、と(1つ前の記事に載せた『園里黄桜(そのさときざくら)』も実は普賢象の色変わりなんだそうですよ)。
平野神社にも須磨浦普賢象が植えられていたそうなのですが、去年行った時は気付きませんでした;
by そらそら (2018-04-22 08:08)