特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」では曜変天目を見てきました [博物館]
今度の週末はまたしても京都で祇園祭。
今年で4回目の祇園祭になりますが、何度行っても毎回楽しみですね。
昨年は初めて後祭で21日から行きましたが、初日の最高気温が39.8℃、帰って来た日は同じ県内の熊谷市で41.1℃と軽く彼岸に渡れそうな猛暑の中での参加でした
今年はまだ梅雨も明けていないし、旅行中の最高気温予報もまだ30℃程度だし、天気も曇りみたいなのでどうにか…廻れるでしょう(;´∀`)
その前にGW中のうろちょろ記をとっとと書いてしまわないとね(間に合うかなぁ…)
氷室神社を出て、目の前に建っている奈良国立博物館へ足早に向かいます。
今回見に来たのは特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」
目的はもちろん曜変天目茶碗ヽ(・∀・)ノ
以前、東京国立博物館で開催された特別展「茶の湯展」で「曜変天目 稲葉天目」を見た事がありますが、藤田美術館所蔵の曜変天目を見るのは初めてです。
続きは ↓ から
氷室神社前の道路を渡れば奈良国立博物館はすぐそこです。
この日の閉館時間は17時まで。
既に時刻は15時廻っている事もあって、入口付近はそれほど混雑していないようです。
@1時間40分以内で頑張って見なくてはヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
会場内に入ってもそれほど混雑していなさそうだし、これなら大丈夫そうかな、と思っていた矢先、会場内で列作って並んでいる人たちが目に飛び込んできました。
…こ、これはまさか と思って列の最後尾を見ると
「曜変天目の最後尾はこちら」 や、やっぱりーーー(>_<)
会場内の真ん中に曜変天目茶碗観覧のためだけの特設コーナーが出来ていたのです。
そして「約40分待ち」 工エエェェ(;´Д`)ェェエエ工
既にあちこち歩き回って足はガクガク。
しかもここで40分も並んだら、天目茶碗以外の展示物を見て回る時間が1時間も無くなってしまいます。
並び列の入口はよく見ると並んで最前列で見たい人用と、それほど並ばず後方列から見ればいいやという人用の2列分あったので、取り敢えず後方列から。
こっちはすぐに曜変天目の展示場所まで入れますが、後列側からは茶碗の内面側が全く見えません。
茶碗の外側はよく見えるのですが、真っ黒にしか写っていない(>_<)
(トーハクで稲葉天目が展示された時は展示ケースの照明に工夫がされていたから、外側の天目も綺麗に見る事が出来たのに)
諦めて他の展示を見て行く事にしました。
入ってすぐのところに展示されていたのは、天目茶碗の次に見てみたかった「交趾大亀香合(こうちおおがめこうごう)」
千利休ゆかりの品とされるこの亀型の香合は、藤田傳三郎氏が長年憧れ続けた逸品で、亡くなる直前に売りに出されている事を知った藤田氏が病床から指示してついに入手した、というものです。
残念ながら藤田傳三郎氏はこの香合を入手してから10日後に亡くなってしまい、香合の実物に触れる事は叶わなかったそうです。
この香合の周りは人少なかったのでじっくり見る事が出来ました。
更に先に進もうかと思ったのですが、やはり曜変天目茶碗をしっかり見る事が出来ていないのが気になります。
もともとここへは曜変天目見に来たんだし、やっぱりしっかり見ないと後で後悔するよね、と列に並ぶ事に。
40分との記載がありましたが、実際は30分かからずに曜変天目の前に辿り着く事が出来ました。
目前で見る茶碗の中の小宇宙の如き煌めきがやっぱり素晴らしいーーヽ(・∀・)ノ
並んでよかった。足すっかりヨレヨレだけど
閉館迄の時間はまだ小一時間近く残っていましたが、足も限界に達していたので、残りの展示品はさくさくと観覧して出口へ。
快慶作の地蔵菩薩立像 だけはちょっとだけじっくり見ました(;´∀`)
今回撮影OKのコーナー
曜変天目は完品状態で現存する3点が全て日本国内にあり、今年の春は奈良国立博物館で展示された藤田美術館所蔵の曜変天目の他に、静嘉堂文庫美術館所蔵の稲葉天目、MIHO MUSEUMで大徳寺龍光院所蔵の曜変天目が同時に公開されたことで話題になりました。
向かって左から藤田美術館所蔵品、大徳寺龍光院所蔵品、静嘉堂文庫美術館所蔵品
個人的には藤田美術館所蔵の曜変天目が一番好きかもしれません。
閉館20分前に博物館を後にしました。
帰りは近鉄奈良駅前でバスを降り、夕飯代わりにパンとお土産を購入。ぶらぶら歩いて宿泊先へ戻りました。
2日目はトータル15kmほど歩いていた様です。温泉にゆっくり浸かって足の疲れを揉み解し、最終日に向けて少しだけ早めに就寝。
今年で4回目の祇園祭になりますが、何度行っても毎回楽しみですね。
昨年は初めて後祭で21日から行きましたが、初日の最高気温が39.8℃、帰って来た日は同じ県内の熊谷市で41.1℃と軽く彼岸に渡れそうな猛暑の中での参加でした
今年はまだ梅雨も明けていないし、旅行中の最高気温予報もまだ30℃程度だし、天気も曇りみたいなのでどうにか…廻れるでしょう(;´∀`)
その前にGW中のうろちょろ記をとっとと書いてしまわないとね(間に合うかなぁ…)
氷室神社を出て、目の前に建っている奈良国立博物館へ足早に向かいます。
今回見に来たのは特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」
目的はもちろん曜変天目茶碗ヽ(・∀・)ノ
以前、東京国立博物館で開催された特別展「茶の湯展」で「曜変天目 稲葉天目」を見た事がありますが、藤田美術館所蔵の曜変天目を見るのは初めてです。
続きは ↓ から
氷室神社前の道路を渡れば奈良国立博物館はすぐそこです。
この日の閉館時間は17時まで。
既に時刻は15時廻っている事もあって、入口付近はそれほど混雑していないようです。
@1時間40分以内で頑張って見なくてはヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
会場内に入ってもそれほど混雑していなさそうだし、これなら大丈夫そうかな、と思っていた矢先、会場内で列作って並んでいる人たちが目に飛び込んできました。
…こ、これはまさか と思って列の最後尾を見ると
「曜変天目の最後尾はこちら」 や、やっぱりーーー(>_<)
会場内の真ん中に曜変天目茶碗観覧のためだけの特設コーナーが出来ていたのです。
そして「約40分待ち」 工エエェェ(;´Д`)ェェエエ工
既にあちこち歩き回って足はガクガク。
しかもここで40分も並んだら、天目茶碗以外の展示物を見て回る時間が1時間も無くなってしまいます。
並び列の入口はよく見ると並んで最前列で見たい人用と、それほど並ばず後方列から見ればいいやという人用の2列分あったので、取り敢えず後方列から。
こっちはすぐに曜変天目の展示場所まで入れますが、後列側からは茶碗の内面側が全く見えません。
茶碗の外側はよく見えるのですが、真っ黒にしか写っていない(>_<)
(トーハクで稲葉天目が展示された時は展示ケースの照明に工夫がされていたから、外側の天目も綺麗に見る事が出来たのに)
諦めて他の展示を見て行く事にしました。
入ってすぐのところに展示されていたのは、天目茶碗の次に見てみたかった「交趾大亀香合(こうちおおがめこうごう)」
千利休ゆかりの品とされるこの亀型の香合は、藤田傳三郎氏が長年憧れ続けた逸品で、亡くなる直前に売りに出されている事を知った藤田氏が病床から指示してついに入手した、というものです。
残念ながら藤田傳三郎氏はこの香合を入手してから10日後に亡くなってしまい、香合の実物に触れる事は叶わなかったそうです。
この香合の周りは人少なかったのでじっくり見る事が出来ました。
更に先に進もうかと思ったのですが、やはり曜変天目茶碗をしっかり見る事が出来ていないのが気になります。
もともとここへは曜変天目見に来たんだし、やっぱりしっかり見ないと後で後悔するよね、と列に並ぶ事に。
40分との記載がありましたが、実際は30分かからずに曜変天目の前に辿り着く事が出来ました。
目前で見る茶碗の中の小宇宙の如き煌めきがやっぱり素晴らしいーーヽ(・∀・)ノ
並んでよかった。足すっかりヨレヨレだけど
閉館迄の時間はまだ小一時間近く残っていましたが、足も限界に達していたので、残りの展示品はさくさくと観覧して出口へ。
快慶作の地蔵菩薩立像 だけはちょっとだけじっくり見ました(;´∀`)
今回撮影OKのコーナー
曜変天目は完品状態で現存する3点が全て日本国内にあり、今年の春は奈良国立博物館で展示された藤田美術館所蔵の曜変天目の他に、静嘉堂文庫美術館所蔵の稲葉天目、MIHO MUSEUMで大徳寺龍光院所蔵の曜変天目が同時に公開されたことで話題になりました。
向かって左から藤田美術館所蔵品、大徳寺龍光院所蔵品、静嘉堂文庫美術館所蔵品
個人的には藤田美術館所蔵の曜変天目が一番好きかもしれません。
閉館20分前に博物館を後にしました。
帰りは近鉄奈良駅前でバスを降り、夕飯代わりにパンとお土産を購入。ぶらぶら歩いて宿泊先へ戻りました。
2日目はトータル15kmほど歩いていた様です。温泉にゆっくり浸かって足の疲れを揉み解し、最終日に向けて少しだけ早めに就寝。
日々すり減っていく脳細胞の代わりに記録しておく備忘録的なお出掛けetc日記
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