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愛犬の旅立ち

先週の17日、我が家の愛犬ティオが17歳11ヶ月で旅立ってしまいました。
今日は初七日です。

13歳の頃
ティオ1.jpg
ブログのプロフィール画像にも使用している写真。4年前の8月に撮影したものです。
シニア時期に入っても目も白くならず、外見からは年齢を感じさせない仔でした。


このまま元気に20才にだってなれるんじゃないだろうか、と思っていましたが、17歳を越えた頃からだんだんと動きが鈍くなり、目も鼻も歯も足も腰も弱くなってきました。

もともと少し胃腸が弱い仔で、確か12歳の頃、粘液便が長く続き、どの獣医にかかっても一進一退でなかなか治らず、まだ12歳なのにこのまま弱っていってしまうのか、と心配したのですが、母が思い立って服用させたプレドニゾロンが劇的に効き見事に復活。

2年前も同じ様に粘液便が続き、この時は流石に年齢も年齢だし、一時期覚悟はしたのですが、やはり薬をしばらく服用して奇跡的に復活。
それ以来もお腹を壊したり吐いたりした時はこの薬を1回服用させるだけですぐに元気になっていました。


今年の夏頃から1日の殆どを寝て過ごす様になり、食もどんどん細くなって1日2食から1食に減ってしまい、薬を服用する間隔もどんどん短くなっていき、そろそろ長くないのかもしれないな、と思う反面、いや、まだ薬が効く間は大丈夫。
きっと18歳の誕生日も普通に迎えられるだろうと信じていたのです。


いなくなる1週間前くらいから食事も水も殆ど食べなくなってしまい、薬も服用させても全く効かない状態に。
それでも大好きなマドレーヌだけは少しずつ食べ、水分はシリンジで飲ませていたので、もう一度良くなってくれるかもしれない、と思っていたのですが、4日目には水を飲んでも吐く様になってしまい、5日目にはもう自力では立ち上がれなくなりました。

この時「もうダメかもしれない」と覚悟を決めたのですが、6日目には自分から水を飲みに行く迄に少し持ち直したので、このまままた良くなってくれれば、と願っていたのです。
しかし小康状態だったのはこの時だけで、いなくなる前の晩からは痛いのかつらいのか一晩中鳴き続け、朝には抱き上げてももう体に全く力が入れられない状態になっていました。


様子が気になりつつもこの日は休む訳には行かず、母に後を任せて仕事へ。
しかし職場でも「1日でも長く生きて欲しいのは飼い主のエゴかもしれないけれど、あんなに鳴き続ける程辛い状態なら、いっそ病院で楽にしてもらった方が良いのだろうか」と色々な思いが頭をぐるぐるしてしまい。1日煮詰まった状態で過ごし、定時に急いで帰宅。
外から鳴き声が聞こえなかったので「少し持ち直したんだろうか」と少し期待したのですが、入ると同時に線香の匂いがしてきたので、親から「だめだった」と聞く前に分かってしまいました。
10時半に旅立ったとの事でした。

既に綺麗にしてもらいベッドに横たわった状態のティオを見て、助けてあげられなかった、という思いと、でもこれでもう苦しまなくて済むという思いと、最期看取る事が出来なかったと言う後悔で。
最期の最期は自分の手できちんと送り出してあげたいと思い、仕事を1日休んで18日に近所の霊園でお別れをしてきました。


喪失感で2~3日はすっかり腑抜けた状態になっていましたが、我が家にはまだ17才2ヶ月のミニピン爺ちゃん「ちゃいくろ」がおります。

8年前の11月に撮影 ティオ10歳 ちゃいくろ9歳
ティオちゃい.jpg

3年前の5月に撮影 ティオ14歳 ちゃいくろ13歳
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ちゃいくろは生後2ヶ月半で我が家に来て以来、ずっとティオと一緒だったので、寂しがって元気無くすんじゃないかと心配していたのですが、いなくなった当日こそ元気なかったものの、次の日からはいつも通りに(でもだいぶ甘えん坊将軍状態に輪がかかりました)
この仔はまだまだ元気なので、いなくなったティオの分頑張って長生きしてもらいたいと思います。



以下、延々とティオさんメモリー。


18年前、どうしてもクリームカラーのダックスをお迎えしたくてあちこち探しまわったのですが、当時ダックスのクリームカラーはまだ珍しく、近所のブリーダーでは何処も全滅。
探しまわってようやく見つけたのが愛知県のブリーダーさん宅にいたティオでした。
(ダックスのクリームは今はクリームとは言わず、イエローというみたいですね)

ブリーダーさん宅にいた頃のティオ
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ティオは2001年11月15日生まれの男の子です。
この頃は生後1ヶ月経っていないくらいだったと思います。
思っていたクリームのダックスとはだいぶ違う様な…(;´∀`) と思いつつも、これから黒い差し毛が抜けてクリームになってくる、という言葉を信じて大きくなるのを待っていた頃です。

我が家に来る直前のティオ 生後40日位?
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一気にダックスらしくなりました。

我が家に来た次の日のティオ 生後45日目
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初めてあげたおもちゃの怪獣ちゃんとバナナぬいぐるみは程なくバラバラに…(;´∀`)

ティオは生後44日目に我が家にやってきました。
愛知のブリーダーさん宅まで新幹線に乗って迎えに行ったのですが、生後44日と言うのでとても小さい仔犬を想像していたら、手も足もしっぽもガッチリしていて、体重も1kg近くあるしっかりした仔犬でした。


我が家に来て1ヶ月経った頃 生後2ヶ月半
この頃とてもやんちゃでした。
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我が家に来て2ヶ月後 生後3ヶ月半でお散歩デビュー
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だいぶ黒い差し毛が抜けてきました。
2月末なので風邪引かないかひやひやしながら妹宅のワン2匹と一緒にお散歩デビュー。
レッドのダックスは一応未来のお嫁さん候補だったのですが、ティオさんヘタレだったのでフラレちゃいました(>_<)
ブラックタンのピンシャーはちゃいくろのママです。どっちの仔ももう一足先に虹の橋を渡っています。


我が家に来て3ヶ月半後  生後5ヶ月
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黒い差し毛がすっかり抜けてきました。でもクリームというよりはゴールド??


我が家に来て4ヶ月  生後5ヶ月半
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すっかりダックスらしく成長しました。
でも当時はクリームカラーのダックスは珍しかったせいか、初めてのワクチンやフィラリアの検査で病院に行く度にゴールデンレトリバーの仔犬と間違われる事もしばしば[たらーっ(汗)]


初めての夏 生後9ヶ月
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夏らしく浴衣を着せてみたのですが、この後もどんどん成長したのでこの浴衣はこの夏限りで着れなくなってしまい…[たらーっ(汗)]
ちょうどこの写真を撮った前日 2002年8月17日に妹宅でちゃいくろさん+兄弟姉妹合わせて7匹のピンパピーが誕生。


初めてのクリスマス ティオ1歳1ヶ月
ティオ21.jpeg
この不満げな顔…(;´∀`)
初めてトリマーさんにカットしてもらい、男の子なのにおリボン付けてもらって…ww

この1ヶ月半くらい前に紆余曲折あってちゃいくろが我が家へやってきました。
ちゃいくろ 生後4ヶ月
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ちゃいくろも今ではすっかり白毛が増え、腰も曲がってきてしまいましたがまだまだ元気です。
ティオの分も頑張って長生きしてね。





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